バンクシーにインスパイアされた新進気鋭のアーティストJPSの周囲と相互作用する作品がイイ!
覆面アーティスト・バンクシーにインスパイアされたストリートアーティスト「JPS」さんの作品が話題になっています。
独特の世界観と斬新なアイディアで描かれたグラフィティは、周囲の建物や風景、物体と見事に相互作用。その魅力にハマってしまうのです。
「JPS」と名乗るストリートアーティスト
アーティストの本名は、ジェイミー・ポール・スキャンロンさん。名前の頭文字から「JPS」と名乗って活動されています。それではJPSさんの作品を一気にご覧ください。
『キル・ビル』で栗山千明さんが演じた殺し屋女子高生”ゴーゴー夕張”。
まるでニャンコが塀を渡っているよう。
損傷の原因は赤い車の衝突?
スパイダーマンの糸が飛び出してる!
地面の水道管もアートに。
監視カメラはロンドンの地下鉄の電車に様変わり。
物体の傾斜に合わせて斜め立ちポーズするマイケル・ジャクソンさん。
風景写真を撮るようにカメラを構える少女。
溝で壁登りする男性。
森の中に忍者がいるのか・・・!?
日常をキャンバスにして、リアルに存在するものをアートに変えるJPSさんの作品。周囲の建物や風景、物体といった描く場所・対象物の形や構造が活かされ、相互作用しているのが面白いですよね。
バンクシー展が人生を変えた
イギリス出身のJPSさんは、芸術の才能があったお父さんの影響で早くから絵を描くことに触れます。しかし、10代後半でグラフィックデザインを学ぶためカレッジに進んだものの資金の問題に直面。カレッジを去ってアートとは関係のない別の仕事に就くことになります。
ところが、悲しい出来事がきっかけでJPSさんはアルコールや薬物による苦しみを経験。そんな中、転機となったのが2009年に友人の誘いで訪れたバンクシーのエキシビションでした。
バンクシーの作品はJPSさんを驚かせ、自分がどのように人生を投げ捨てたのか、そしてそれがどんなに恥ずべきことか気付かせたそうです。
その後、ストリートアーティストとして活動をスタートさせたJPSさんは、ご自身のスタイルを確立。Instagramで公開されている作品は大きな注目を集めています。
他の作品も要チェック!
JPSさんの作品を見ていると、現実と非現実の区別がつかない全く新しい空間を見ているような、そんな不思議で楽しい感覚に陥ります。視点を変えると、普段のなんてことのないシーンがこんなにも明るく色鮮やかに映るんですね。
ぜひJPSさんのInstagramをフォローして、他の素敵な作品もチェックしてみて下さい!
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出典:Instagram(@jps_artist)
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