BTS、所属事務所Big Hit Entertainmentが上場 IPO3年ぶり韓国最大

2020年10月15日、BTSの所属事務所であるBig Hit Entertainmentが、韓国取引所に株式を上場し、株価が一時ストップ高まで上昇するなど、華々しい市場デビューを飾った。
初値は、新規株式公開(IPO)価格(13万5,000ウォン/約1万2,400円)の2倍以上に当たる1株27万ウォン(約2万5,000円)で、終値は25万8,000ウォン(約2万4,250円)だった。新規発行株式から9,630億ウォン(約846億円)を調達しており、Big HitのIPOは3年ぶりに韓国最大の規模になった。同社の時価総額8兆7,000億ウォン(約8,000億円)に膨らんでいる。
投資マネージメント会社サムスン・セキュリティーズの報告によると、Big Hitの今年上期の売上高では80%以上をBTSが占めている。BTSは2013年のデビュー以来、数々のチャート記録を更新しながら世界中でコンサートをソールドアウトさせてきた。先月、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”でK-POPアーティスト初となるNo. 1を「Dynamite」で獲得するなど快進撃は続いており、今週は1位と2位を独占している(首位のジョーシュ685 x ジェイソン・デルーロ「Savage Love (Laxed – Siren Beat)」のリミックスに参加、「Dynamite」が2位)。
経済誌フォーブスは、Big Hit創業者のパン・シヒョクは発行株式の約48%を保有しており、保有資産は32億ドル(約3,370億円)と試算している。BTSの7人のメンバーも8月にそれぞれ68,000株以上を付与されていることから、彼らの資産額も跳ね上がった。
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