『小説の神様 君としか描けない物語』橋本環奈さんインタビュー「すごくポジティブ。次につながらないことは悩んでも仕方がない」

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中学生で作家デビューしたものの、発表した作品を酷評され売上も伸びないナイーブな高校生作家・千谷一也(ちたにいちや)と、同じクラスの人気者であるドSな大人気作家の小余綾詩凪(こゆるぎしいな)。反発する2人が小説を共作するうちに、お互いの心の傷を埋めていく映画『小説の神様 君としか描けない物語』が現在大ヒット上映中です。

相沢沙呼さんによる同名小説「小説の神様」を、佐藤大樹さん(EXILE/FANTASTICS)と橋本環奈さんのダブル主演で実写化した本作。橋本環奈さんにお話を伺いました!

――本作楽しく拝見させていただきました。本作で橋本さんが演じたのは、高校生でありながら人気作家という素敵な役柄でしたね。

橋本:高校生役はこれまでも色々とやらせていただきましたが、高校生で作家というのは初めてだったので面白かったです。「これぞ青春!」という繊細な気持ちを描いていますが、2人が物作りをしていく過程の中には、大人が共感できることも沢山あるし、小説が出来上がっていくまでを観ているようなワクワクする映画に仕上がってるんじゃないかなって思います。

――詩凪のビンタシーンも公開前から話題になっていましたよね。

橋本:監督の指示で思い切りよく1度で済むようにとさせていただきました(笑)。一也に対して厳しい事もたくさん言うのですが、その勢いは大切にしつつ。詩凪は小説が大好きだからこそ言ってるという事が伝わるように心がけました。ただ理不尽に怒鳴ってるだけだと説得力が出ないので。詩凪は小説家なので言葉をすごく大切にするだろうと思い、他のシーンのセリフでも一つ一つの言葉を大切にしていました。

【動画】映画『小説の神様 君としか描けない物語』スペシャルメイキングムービー
https://www.youtube.com/watch?v=IUjs76d3yQw [リンク]

――詩凪は明るくてクラスの人気者ですけれど、実は辛い過去があって…という絶妙な表現も素晴らしかったです。

橋本:ありがとうございます。久保監督が仕上がりのイメージを明確に持っている方で撮影中も一切迷いが無いので、安心して演じることが出来ました。一也と詩凪がだんだんと仲良くなっていきますが、監督が「今2人の距離は5メートルぐらいかな」「今、2メートルになった」「30センチぐらい近づいている」という感じに、シーンごとに2人の距離感を表現してくれて。だから2人で向き合って話していても、5メートルくらい距離が遠いときもあって。その距離感を意識しながらお芝居をしていました。

――なるほど、物理的な距離と心の距離の違いであったり、変化を監督が上手に指示してくださったのですね。映画の中で登場人物がネットでの心無い言葉に胸を痛めるシーンがあります。橋本さんご自身はそういったご経験がありますか?

橋本:全く気にならないというわけではありませんけど、もし嫌な言葉を目にしてしまったとしても、そこに落ち込む事は無いです。受け止めるべき意見もあると思うのですが、次につながらないことは悩んでも仕方がないと思っていて。基本的にすごくポジティブなので、大体寝たら忘れちゃいます(笑)。

――本作同世代の俳優さん達との共演になっていますが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

橋本:初日の顔合わせだったか本読みが終わってすぐに4人でご飯に行って、すぐに仲良くなりました。初日の撮影で「前日のリハより雰囲気がいいんだけど、どうしたの?」って監督に言われるくらい、すっかり4人は文芸部の仲間になっていて。撮影の空き時間も4人でクイズや謎解きゲームのアプリで遊んだりして。大樹くんと(佐藤)流司くんが頭の回転が速くて得意なんです!

――現場の良い雰囲気がスクリーンからにじみ出ていたと思います。橋本さんは詩凪と同じく本がお好きとのことですね。本を紹介するツイートも拝見しました。

橋本:中学生に上がったばかりの頃、是枝裕和監督の『奇跡』という作品に出させていただいて、その時是枝監督に「小説をたくさん読んだほうがいいよ」って言われて。それをきっかけに読書をする様になって、本ってこんなに面白いんだ!って好きになりました。ジャンルは色々読みますが、ミステリーが好きで、『小説の神様』の相沢先生の『medium 霊媒探偵城塚翡翠』もすごく面白かったです。書店に行って店員さんのポップが気合入っているものや話題の作品はつい手にとっちゃいますね。

――今はたくさんのエンタメがあって読書をしない方も多いかもしれないですが、この映画をきっかけにしたり、橋本さんのツイートであったり、本好きが増えると良いですよね。

橋本:そうですね、色々な事を想像しながらページをめくる時間ってとても楽しいので、本好きな方が増えると嬉しいですね。映画の中の一也の部屋が本だらけなのですが、あの部屋が結構私の理想で。いつか本棚に囲まれた本だけの部屋を作りたいです。部屋の真ん中には大きなビーズクッションだけ置いて(笑)。

――そんな部屋が完成したら一日中こもってしまいそうですね。最高です! 今日は楽しいお話をありがとうございました。

撮影:オサダコウジ

映画『小説の神様 君としか描けない物語』大ヒット上映中!
https://shokami.jp/

(C)2020映画「小説の神様」製作委員会

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藤本エリ

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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