スニーカーの洗濯におすすめ!靴を漬けておくだけの洗濯方法
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春や夏を中心に履きたくなる白いスニーカー。ただ白いスニーカーは汚れやすく、その汚れやすさから敬遠しがちな人もいると思います。そこで今回はいのさん(@ino3_gram)に、靴を漬けておくだけの簡単な洗濯方法を教えていただきました。
いのさん お掃除/インテリア(@ino3_gram)
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白い靴の洗濯はオキシ漬けで完了
靴は毎日のように履くので、土やホコリがついて汚れがちです。特に白いスニーカーは、はねた泥やシミが目立ちますよね「手洗いで洗うのは面倒だし、洗濯機を使うのも気が引ける…」と思っている人もいるのではないでしょうか。
そこで家事を楽に楽しくする工夫を発信しているいのさんに、白い靴の洗濯方法を教えていただきました。いのさんの靴を洗う方法はオキシ漬けです。『オキシクリーン』を使うと汚れた靴が真っ白になりますよ!
お湯を用意して漬けておくだけでキレイになる靴の洗濯方法をご紹介します。
オキシ漬けについて
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オキシ漬けとは、衣類のシミや汚れを漂白したり消臭したりする酸素系漂白剤『オキシクリーン』を使った、漬けおき洗いのことです。
酸素系漂白剤は過炭酸ナトリウムが主成分で、ツンとした刺激臭がなく、お湯に溶かして漬けたり洗ったりするだけで簡単に汚れを落としてくれます。
衣類の汚れだけではなく、キッチンやお風呂場、洗面所、リビングなど家中の掃除に使うことが可能です。酸素系漂白剤はふだんの洗濯にも大活躍。洗濯洗剤とあわせて使うと、さらに汚れ落ちがよくなります。
酸素系漂白剤の中でも人気がある『オキシクリーン』は、日本版とアメリカ版があり、アメリカ版は界面活性剤が入っていて、モコモコと泡が出ます。
使ったあとは炭酸ソーダ・酸素・水に分解されるので環境にやさしい漂白剤です。今回紹介する『オキシクリーン』を使った靴の洗濯方法は、酸素系漂白剤なら同じように使うことができます。
オキシ漬けで靴を洗濯する手順
いのさんは、イチゴ狩りで汚してしまったキャンパス地の白のスニーカーを洗濯しました。家族分もまとめて洗います!
①40度程度のお湯に、『オキシクリーン』(または酸素系漂白剤)を溶かします。目安は、お湯2リットルに対して粉末:20~30gです。あまり高温のお湯でも酸素系漂白剤の効果が発揮できないので、30度から40度くらいがいいですよ。
②スニーカーの紐を外して、靴と一緒にお湯の中へ入れます。
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ご家族の分も一緒に漬けおきすると、時間を節約できますよ。
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③いのさんは靴を2時間ほど漬けおきしました。汚れの程度によっては30分ほどで効果が出てきます。
④取り出したら、残っている汚れをブラシで軽くこすりましょう。汚れが浮いているので、軽くこするだけで落ちていきます。
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⑤水でよく流したら乾かします。
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靴が真っ白になったのがわかりますね。いのさんによると、天日干しすると、乾燥機より白くなるとのことでした。
「漂白剤が使えるなら塩素系漂白剤も靴の掃除に使える?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、塩素系漂白剤は、色柄物の色素を真っ白にするので、靴の洗濯にはおすすめしません。
強すぎる成分により靴の生地が傷んだり、色素が抜けて印象が変わってしまったりする可能性があります。塩素系漂白剤で洗濯できるのは、水洗いできる白物繊維なので、キッチンの布巾などの漂白・洗濯に使ってください。
靴をオキシ漬けするときに気をつけること
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スニーカーに多いキャンバス地や、合成皮革の靴なら、酸素系漂白剤による洗濯が可能です。レザーやスエードの素材が入っていると使用できないので、事前に表示を確認してくださいね。靴の装飾にアルミ、金銀箔などを含む場合も変色するので使用を避けましょう。
いのさんの場合は2時間ほど漬けおき洗いをしましたが、酸素系漂白剤は30分ほど漬けておくと効果が出ます。長時間放置すると、生地が傷みやすくなるので、汚れ落ちの様子をみながら時間を調整するのがおすすめです。
肌が弱い人は、酸素系漂白剤を直接手で触ると荒れることがあります。心配な人は、ゴム手袋をつけて洗濯してください。特に漬けおきした靴を取り出す時は、肌に触れる可能性が高まるので注意してくださいね。
おわりに
いのさんの靴の洗濯方法はいかがでしたか?漬けおきするだけで靴がキレイになるなんて簡単ですよね。酸素系漂白剤を使えば靴の臭いもなくなって、気持ちよく履けます。酸素系漂白剤は色柄物にも使えるので、キャンパス地や合成皮革の靴をお持ちの人はぜひやってみてください。
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