今こそ買いどき!? 入手しやすくなって話題の『GALAXY Note』はこんな風に使える端末
5.3インチの大画面ディスプレーを付属のタッチペンでも操作でき、1.5GHzのデュアルコアCPUを搭載するAndroidスマートフォン『GALAXY Note SC-05D』。新機種『GALAXY Note II SC-02E』の発売を11月16日に控え、現行機種が格安で購入、運用できることが注目を集めています。そんな『GALAXY Note』の魅力を改めて見ていきましょう。
本体価格が大幅値下げ 初期費用0円のケースも
今改めて注目されるきっかけとなったのが、10月18日から適用された本体価格の大幅な割り引き。もともとの本体価格が6万6360円(税込み)のところ、新規契約では『デビュー割』、機種変更では『ご愛顧割』という、4万1160円分の割り引きが適用されて本体価格は2万5200円(税込み)になりました。
MNPで他キャリアから乗り換える際にはさらにキャッシュバックが適用され、本体価格は実質0円になるケースも。量販店では一括購入で本体価格0円という条件の店舗もあるようです。
入手しやすくなったとはいえ、『GALAXY Note』は十分なスペックを備え、特色ある魅力的な端末です。発売時のレビューに続き、改めてその実力を検証していきましょう。基本機能やタッチペンの使い心地などは、過去のレビューを参考にしてください。
前回のレビューはこちら:
5.3インチディスプレー+タッチペンでデジタル文具の使い心地 “新カテゴリー”スマートフォン『GALAXY Note』とは?
https://getnews.jp/archives/199408
Android 4.0と新アプリでパワーアップ
2012年4月に発売された『GALAXY Note』ですが、発売時のOSバージョンはAndroid 2.3。9月にはAndroid 4.0へのバージョンアップが提供され、機能がパワーアップしています。
代表的なものが、Android 4.0のブラウザから搭載されたクイックコントロールの機能。ブラウザの「設定」→「Labs」→「クイックコントロール」のチェックを入れると利用できるもので、画面の左右の端に指を置くと指を中心に扇状のメニューを表示します。新規ウィンドウ、開いているウィンドウ、URL入力、ブックマーク、設定といった機能をこのメニューから呼び出しが可能。画面をスクロールしながらすぐに機能を呼び出せるので、画面サイズが大きい『GALAXY Note』では特に活躍する機能です。
タッチペンで“書く”“描く”といったアナログ操作に特化したアプリとして『Sメモ』がプリインストールされていましたが、バージョンアップにより『Sノート』というアプリを新たに搭載。さらに便利でパワフルな機能が利用可能になりました。
『Sノート』は、ノート、フリーノート、ミーティングメモ、雑誌、日記、レシピ、旅行の7種類のテンプレートが利用でき、『Sメモ』よりリッチなノートが作成できるツール。図形を認識して自動で整形したり、数式を認識して正しく表示する機能が利用できます。
こんな使い方がオススメ
ペン入力により通常のスマートフォンとは違った使いこなしができる『GALAXY Note』ですが、発売から半年が経ち、バージョンアップも適用されたことでさらに活用できるシーンも広がってきています。オススメの使い方は次の通り。
・パワフルなデジタルノートに
手書きでガシガシ文字を書き込み、線や図形の装飾ができるという特徴は発売当初からのものですが、『Sノート』によりさらにパワフルなデジタルメモとして利用が可能になりました。簡単なメモはタッチペンのボタンを押しながら画面をダブルタップしていつでも起動できる『Sメモ』を使い、ノートとして整理しておきたい内容は『Sノート』を使ってリッチに表現する、という使い分けができます。音声を録音してノートに追加したり、フリーノートでは記入した内容を録画して、後から再生できることから、アイデアや過程を詳細に記録して活用することも可能です。
・コンパクトで見やすい電子書籍リーダーとして
9月から開始した電子書籍サービス『Google Play ブックス』との相性も抜群。スマートフォンより大画面で文字が見やすく、7インチタブレットより小さい本体により文庫本感覚で電子書籍が楽しめます。2500mAhという大容量のバッテリーも、長時間の読書に最適。
漫画もフキダシの文字が見やすく、漫画リーダーとしても活躍しそうです。
・PC用ウェブサイトの閲覧に
Android 4.0のブラウザから、PC用サイトの閲覧を設定で選べるようになりました。スマートフォン用に最適化されたウェブサイトが増えていますが、情報量が多く、ビジュアル表現が多彩なPC用のウェブサイトを常に見たいという人も多いのでは。5.3インチ、1280×800ドットのディスプレーならより多くの情報を表示することができます。PCサイトを見るならタブレットもよいですが、片手で長時間使っても疲れないサイズがうれしいのです。
このように利用シーンが広がり、まだまだ使いこなしがいがある『GALAXY Note』。新機種が出るとはいえ、今後も活躍する端末といえそうです。店頭で見かけたら価格と在庫をチェックしてみることをオススメします。
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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