【議論】マスク拒否男は他人の不安を考えない自分勝手な利己主義なのか / 絶対マスクしないマンからコロナ感染しない方法は

2020/09/13 21:00 バズプラスニュース Buzz+ 生活・趣味

マスクをせずに飛行機に乗り、「マスク不着用」を起因としてトラブルが発生。航空会社から搭乗拒否の命令等を受け、飛行機から降ろされるという騒動が連続して発生している。

現在、JALグループの北海道エアシステムの乗客とピーチの乗客が、マスク不着用を起因としてトラブルが発生している。飛行機内部の話だけでなく、マスクを着用しない場合、状況によって着用しない本人の新型コロナウイルス感染リスクが高まるだけでなく、他人に感染させる可能性が高まると言われているが、はたしてどうなのか。

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・人が周囲にいない時はマスク不要？

一部の専門家は、たとえ外出中でもずっとマスクを着用している必要はないとしており、人が周囲にいない時や、体調がすぐれないときなどの緊急時は、マスクを外してもよいのではないかとしている。もちろん諸説あるが……。

・絶対マスクしないマン

また、アレルギーや病気によってマスクを着用したくない人もいる。病気とはいえ「マスクしないと自分も他人も感染リスクが高まるのでは」と思うかもしれないが、病気などでマスクを着用したくない人たちは、最低限のマナーとしてフェイスシールドなどをマスクの代用として使用していると考えられる。

よって、街で、絶対マスクしないマンや絶対マスクしないウーマンがいたとしても、突発的に責めるのはやめておきたい。それはアレルギーや病気を責めることになりかねない。マスクをしていなくとも、フェイスシールドをしていれば「他人に感染させない」という社会的マナーは守られていると考えるべきだろう。

マスクをしないのは「自分のため」、そのかわりフェイスシールドをするのは「他人のため」を意味するわけで、マスクをしなくともフェイスシールドで相手の事を考えているのだから、マスクをしていなくともフェイスガードさえしていれば良識ある人であり「自分の事だけを考えた自分勝手な人」と決定するのは避けたい。

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・他人の立場では「こっちにコロナ感染するのでは」

だが問題は、マスクもフェイスシールドもしていない絶対マスクしないマン(アンチフェイスシールドマン)が飛行機や電車、バスなどの密閉された乗り物に乗っていた場合だ。本人は新型コロナウイルスへの感染を覚悟してマスクも何もしていないのかもしれないが、他人の立場では「こっちにコロナ感染するのでは」と思ってしまうこともあるかもしれない。医学的な話は別として、心理的にだ。

絶対マスクしないマン(アンチフェイスシールドマン)からコロナ感染しない方法はないものだろうか？この件に関して旅行記者をしているクドウ氏に話を聞いてみた。

・コメント

「マスクも何もしない人から絶対にコロナ感染しない方法はないと思いますが、どうしても嫌なら飛行機に乗らない事です。飛行機は空気の入れ替えが早いとはいえ3密。同じ便にマスクをしない人が乗ってくることを乗客は止めることはできません。そしてマスクをしない人から離れようとしても、飛行機内部は狭くて移動しにくいし、ほかに席が空いているとは限りません。なので、嫌なら飛行機に乗らないのが得策です。今の時代、本州から鉄道で北海道まで行けますし、沖縄も船で行けます。新幹線や船は場所移動が容易ですから、もし近くにそんな人がいても他の場所に逃げればいいわけですよ」

・最低限の「他人に感染させない」ためのマナー

飛行機や電車、そのほか2密や3密な場所に絶対マスクしないマンがいたからといって、決して責めてはいけない。マスクが影響し、病気が悪化したり、発症する可能性がないとは言い切れないからだ。

理由があってマスクができない人は、最低限の「他人に感染させない」ためのマナーとしてフェイスシールドを代用しているはずなので、マスクをしていないだけで過剰反応するのはやめよう。そもそも、アクシデントでマスクをなくしたり、マスクの予備を持ってくるのを忘れたり、フェイスシールドが割れたなど、一時的なトラブルかもしれない。