嵐ニュー・アルバム『Popcorn』発売記念! 全収録曲を速攻レヴュー(後編)
ついに本日、店頭入荷日を迎えた嵐のニュー・アルバム『Popcorn』。大ヒット・シングル“Your Eyes”“Face Down”“迷宮ラブソング”“ワイルド アット ハート”を筆頭に、日本テレビ系〈ロンドン2012〉のテーマ曲“証”、〈セレナS-HYBRID〉のCMソング“駆け抜けろ!”といった話題のナンバーや、メンバーである大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤それぞれのソロ曲など全16曲を収録しており、嵐らしいポップなサウンドが弾けまくった、〈ポップコーン〉というタイトルそのままの作品に仕上がっています。
タワレコWEBニュースではそんな本作のリリースを記念して、アルバムの全曲レヴューを掲載! さまざまなミュージシャンやクリエイターが全面バックアップし、すべての楽曲がハイライトと言ってもよいほど高密度な『Popcorn』の魅力に迫ってみました。ここでは〈後編〉として9~16曲目のレヴューをお送りします!
★嵐ニュー・アルバム『Popcorn』全曲レヴュー〈前編〉はこちら
3073474:R
9. 旅は続くよ
(作詞:furaha/Rap詞:櫻井翔/作曲:curly、youwhich/編曲:youwhich)
FTISLANDやCNBLUEといったK-POP勢の作品に関わり、嵐とは“迷宮ラブソング”通常盤のカップリング曲“うたかた”に続いての仕事となるyouwhichを作曲/編曲に起用した新曲。ホーン・セクションを前面に出したポップかつコミカルなサウンドが、いつもの嵐とは少し趣きの異なる新鮮なイメージを与えています。
3149349:R
10. それはやっぱり君でした (Vocal:Kazunari Ninomiya)
(作詞:二宮和也/作曲:大知正紘/編曲:ha-j、二宮和也)
近年のソロ曲で作詞と作曲にチャレンジしてきた二宮くんは、今回も自身のソロ曲でみずから作詞を担当。作曲は彼が以前から曲を書いて欲しかったというシンガー・ソングライターの大知正紘によるもので、大切な人への大切な気持ちをシンプルな言葉とメロディーに託した念願の共作曲となっています。
2986582:R
11. 迷宮ラブソング
(作詞:伊織/作曲;iiiSAK、Dyce Taylor/編曲:Trevor Ingram)
ご存知の通り櫻井くん主演ドラマ「謎解きはディナーのあとで」とのタイアップ曲。抑揚の効いた複雑なBメロから真っ直ぐなサビへと繋がる流れは、ミステリーの謎を解き明かしたときの解放感や、〈君が迷ったときは僕が手を引いてあげる〉という歌詞の内容をそのまま表現しているようで、凝った仕掛けが満載! 極上のポップ・ソングです。
3097921:R
12. Your Eyes
(作詞:hs/作曲:Chris Janey、Max Grant/編曲:石塚知生)
相葉くん主演のドラマ「三毛猫ホームズの推理」の主題歌に起用された、嵐の現時点における最新シングル。少し陰りを帯びた旋律と、ストリングスをふんだんに使ったドラマティックなアレンジには歌謡曲の醍醐味がタップリ詰まっています。編曲は嵐ファンにはお馴染みの石塚知生。さらにこの曲と“迷宮ラブソング”でベースを弾いているのは黒夢の人時!
3085362:R
13. Fly on Flyday (Vocal:Sho Sakurai)
(作詞・作曲:eltvo/Rap詞:櫻井翔/編曲:kz)
人気ボカロPのkz(livetune)が編曲を担当したことでも話題を集める、週末の夜のウキウキ気分を歌った櫻井くんのソロ曲。クラブ・ミュージック直系のキラキラと輝くエレクトロ・サウンドは高揚感バツグンで、お馴染みのサクラップもフロウに鋭さが増している!? 次はぜひ嵐本隊の曲でボカロPとのコラボレーションが実現してほしいところ。
2622181:R
14. Cosmos
(作詞:pause、eltvo/Rap詞:櫻井翔/作曲:Erik Lidbom/編曲:佐々木博史)
大野くんソロ曲“two”と同様にヒットメイカーのエリック・リッドボムが楽曲提供したアルバム用の新曲。〈ウォーオーオー〉というサッカーの応援みたいなフレーズが印象的で、いかにもスタジアム映えしそうな作りに。コンサートで披露されたときには、きっと会場を揺るがすほどの大合唱が巻き起こるはず!
2529756:R
15. 証
(作詞・作曲:QQ/編曲:ha-j)
日本テレビ系のロンドン・オリンピック関連番組のテーマ曲で、五輪を戦い抜いたアスリートたちはもちろん、夢を叶えるために努力するすべての人々へと向けられた、エモーショナルかつ感動的な応援ソング。作詞および作曲は矢野健太 starring Satoshi Ohno“曇りのち、快晴”を手掛けたQQ、編曲は嵐やKAT-TUNなどジャニーズ仕事には定評のあるha-jが担当。
3159013:R
16. Up to you
(作詞:伊織、100+/Rap詞:櫻井翔/作曲:Wet disk、Christofer Erixon、Joakim Bjornberg/編曲:metropolitan digital clique)
本作を締め括るのはとびっきりポップで軽快なアップ・チューン! ベースの渡辺等、ドラムスの佐野康夫、ギターの設楽博臣ら一流どころのミュージシャンによるディスコティックな演奏に乗って、元気イッパイに躍動する嵐のヴォーカルが楽しい余韻を残してくれます。そして、思わずアルバムを1曲目からリピート再生することに……。
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。