さよならGoogle Home。生まれ変わった「Google Nest」シリーズ、買うならどれ?

Googleのスマートスピーカーは「Google Home」シリーズから「Google Nestシリーズ」へと生まれ変わりました。この記事では、「Google Nest」シリーズ全4種類の価格・スペック・特徴を紹介します。

Google HomeからGoogle Nestへ

Googleのスマートスピーカーと言えば「Google Home」ですが、実は2019年から「Google Nest」シリーズに名前を変えて生まれ変わっていることをご存知でしょうか。

旧シリーズ「Google Home」、「Google Home Mini」は、Google初のスマートスピーカーとして2016年にアメリカで、2017年に日本で発売されました。2018年にはディスプレイ付きのモデル「Google Home Hub」が登場しています。

そして2019年、「Google Home Mini」の後継機種として「Google Nest Mini」が発売されるなど、すべての製品が「Nest」シリーズに生まれ変わりました。「Google Home」及び「Google Home Mini」はすでにGoogleストアから削除され、購入できなくなっています。旧Homeシリーズに対応するNestシリーズの製品は次の通りです。

Google Home → 後継機種なし
Google Home Mini → Google Nest Mini
Google Home Hub → Google Nest Hub
Google Home Max(日本未発売) → Google Nest Hub Max
Google Wifi → Google Nest Wifi

 

Google Nestの種類

 
Nest Mini
Nest Hub
Nest Hub Max
Nest Wifi+拡張ポイント
価格
¥6,050(税込)
¥9,900(税込)
¥28,050(税込)
¥31,900(税込、セット価格)
サイズ
高さ4cm

直径10cm

高さ11.4mm

幅177.8cm

高さ182.55mm、幅250.1mm
Wifiルータ:高さ90.4mm、直径110mm

拡張ポイント:高さ87.2mm、直径102.2mm

スピーカー
40mmのドライバ
40mm フルレンジ スピーカー ドライバー
高音質ステレオスピーカー
40mmのドライバ(拡張ポイント)
ディスプレイ
なし
7インチタッチスクリーン
10インチHDタッチスクリーン
なし
マイク
3
2
2
あり
カメラ
なし
なし
あり
なし
カラー
チョーク、チャコール、コーラル、スカイ
チョーク、チャコール
チョーク、チャコール
スノー

Nest Mini

画像引用元:https://www.yodobashi.com/product/100000001005186783/

Nestシリーズで最も小型なスマートスピーカーです。直径10cmの手のひらサイズで、テーブルや棚の上に置くだけでなく、壁に掛けて使うこともできます。

タッチパネルがついていないので、基本的に音声で操作をします。音楽をかけたり、ニュースを聞いたりするのはもちろん、対応するスマート照明やテレビ、エアコンなどのIoT家電もGoogleアシスタントに話しかけることで操作が可能です。

先代の「Google Home Mini」に比べて、低音が2倍に強化されています。マイクも2基から3基に増え、音声認識機能が向上しました。

Nest Hub

画像引用元:https://www.yodobashi.com/product/100000001004419617/

Google Home Hubの後継機種で、7インチのコンパクトなタッチスクリーンディスプレイを搭載したモデルです。YouTubeの動画や、Googleフォトの写真を再生して楽しむことができます。カメラが付いていないので、ビデオ通話はできません。

Googleフォトの写真を再生するときは、アルバムを探さなくても「OK Google、ハワイで撮った写真を見せて」と話しかけるだけでOKです。また、「リアルタイム共有アルバム機能」を使うと、常に最新のベストショットを自動で選んで表示してくれます。

レシピやどこかへの行き方をGoogleアシスタントに訪ねたとき、画像や地図とともにディスプレイに表示してくれるもの、ディスプレイ付きモデルのNest Hubならではです。また、ディスプレイに表示されるダッシュボードで、家中のスマート家電やデバイスをコントロールすることもできます。

スピーカーはGoogle Nest Miniより性能が高く、リビングなど広い部屋でも大音量で聴くことができます。

Nest Hub Max

画像引用元:https://www.yodobashi.com/product/100000001005186781/

Nest Hubより大きいサイズのディスプレイを搭載したスマートスピーカーで、シリーズ内で最も多機能、高性能です。Nest Hubとの主な違いは、ディスプレイのサイズ、より高音質なスピーカー、ビデオ通話ができること、Face Match機能です。

76.2mmのウーファーを内蔵したデュアルステレオスピーカーを持ち、パーティーにも対応できる迫力ある大音量が楽しめます。そしてNest Hub Maxの最大の特徴は、カメラが付いていてビデオ通話や動画メッセージに対応していることでしょう。ビデオ通話や動画メッセージにはアプリ「Google Duo」を使用し、Nest Hub Max同士だけでなく、スマートフォンやタブレットとのやりとりも可能です。

Face Match機能は、カメラを通してユーザーを識別し、カレンダーの予定や動画メッセージなど、そのユーザー向けにパーソナライズされた情報を表示するものです。家族で1台のNest Hub Maxを使うことを想定しています。

さらにNest Hub Maxは、カメラを使って外出先から部屋の様子をライブビューで見ることもできます。画角が広いので、監視カメラや見守りカメラの代わりにも使えるのです。

Nest Wifi+拡張ポイント

画像引用元:https://www.yodobashi.com/product/100000001005250010/

Nest WifiはWi-Fiルーターで、これ自体はスマートスピーカーではありませんが、通信範囲を広げるための拡張ポイントがスマートスピーカーとしての機能も持っているのです。Nest Wifi ルーターは¥19,800(税込)、別売りの拡張ポイントは¥18,150(税込)、ルーターと拡張ポイントのセットは¥31,900(税込)で、セットでの購入がお得です。

拡張ポイントに内蔵されているスピーカーはNest Miniと同じものです。

Copyright © 2020 iedge All Rights Reserved.


関連記事リンク(外部サイト)

【最新】ついにきた!?Apple Watch第6世代は9月後半に登場か
折りたたみiPhoneのコンセプトデザイン,ついに公開。Appleからの発表も間近か?!
iPhone12の発売は10月に延期? 2020年8月上旬の情報と噂まとめ

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. さよならGoogle Home。生まれ変わった「Google Nest」シリーズ、買うならどれ?
iedge

iedge

最新IOTテクノロジーを用いた防犯セキュリティーシステムや家電設備を搭載したスマートホーム(スマートハウス)情報をお届け。まだ日本では未発表のアプリやデバイス/ガジェットも全公開します。

ウェブサイト: https://www.iedge.tech/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。