「いちいちかわいい」の声多数! マンガ『ギャルの背後に霊がいる』のレイコなら取り憑かれてもいいかも!?

『浦見さんは今日も危うい』(アルファポリスCOMICS)の作者で、くらげパンチ(新潮社)で『オカルト好きな先輩が心配』が掲載中の橋本くららさん(@hashimotokurara)が、Twitterで『ギャルの背後に霊がいる』を発表。ギャルのゆいなの背後に霊のレイコが取り憑いているのですが、ファーストフード店でイチャイチャしたり、タピオカを一緒に飲んだりしてなんだかほのぼのしていたところ、第3話では友達のひかりがついに核心に迫ります。

家で遊んでいる時に、「やっぱり気になる。今日こそちゃんと聞くべきか…」と思うひかり。「…あのさ、ゆいなの後ろに…」と言いかけますが、「あだだだだだだ、ちょっと待ってこれマジ無理!!」と『リ○グフ○ット』に夢中のゆいな。後ろでレイコも同じ姿勢で一緒にやっている気分(?)。

「無理無理無理足つる足つるから!マジ限界だから!」とプルプルさせ、「だは~っ!!」とだらけるゆいなの後ろで、レイコもばったり。幽霊って運動して疲れるのでしょうか……?

改めて訊いたひかりに、「えっ!?ウチ、レイコのこと言わなかったっけ!?」と言うゆいな。「…聞いてない」とジト目になるひかりですが……。

「マジうっかり~♪」というゆいなの後ろで、レイコはちょっと困り顔。「ネットで調べたんだけどさ、背後霊は害のないヤツがほとんどだけど、悪霊もいるらしいからその場合は除霊が必要だって」というひかりに、「ねーレイコって悪霊?」と聞くゆいな。レイコは身体ごと傾げて「?」マーク。

「とにかく私はまだアンタに心を許してないからね」と釘を刺すひかりに、レイコはビクッとしてゆいなの後ろに隠れ、そろ~と腕の後ろからひかりの様子をうかがいます。ゆいなのTシャツを握って怖がる姿に、「オイなんだよそれ、カワイイかよ」と頭を抱えるひかりでした。

「ホラー映画を見るのが好きで、オカルトとコメディを組み合わせた漫画を描きたいとずっと思っていました」という橋本さんによると、「幽霊と仲良しのギャルがいたら面白いなと突発的に思いつき、そこからギャルと幽霊のほのぼのとしたやりとりを漫画にできないかとアイデアを練りました。幽霊のキャラクターはパッと見で幽霊とわかるようなシンプルなデザインにして、怖さもあるけどよく見ると可愛いと思ってもらえるように気を遣って描きました」とのこと。

また、ゆいなとひかりの二人は「高校のクラスメイトで、二人とも帰宅部です」といい、「ゆいなは“万物みなきょうだい”という信条を掲げていて、誰とでも仲良くなれる明るさとコミュニケーション能力の持ち主です。ひかりはアニメや漫画が好きなことを学校では隠している、いわゆる隠れオタクです。人とのコミュニケーションが苦手で、クラスでもゆいなくらいしか友達がいません」と説明。ひかりがレイコを警戒するのは、そういった性格に理由がありそうです。

レイコについて「かわいい」「あざとい」「こんな霊なら取り憑かれてもいいかも」といった反応が集まっていることについて、橋本さんは「幽霊であるレイコを可愛いと思って貰えるかどうか少し不安だったのですが、レイコの表情や仕草一つ一つに対して“この顔すき”とか“スタンプ欲しいw可愛い”といったような感想をいただけてとても嬉しかったです。続きが読みたいといった声もたくさん頂き、大変励みになりました」とコメントしてくれました。

「いずれゆいなとひかりの関係性も描ければいいなと思います」という橋本さんの『ギャルの背後に霊がいる』。霊だけどほっこりできるので、続編に期待が高まります。

『オカルト好きな先輩が心配』(くらげバンチ)
https://kuragebunch.com/episode/10834108156673871439 [リンク]

※画像はTwitterより
https://twitter.com/hashimotokurara/status/1283382891091595266 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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