子供部屋の机のタイプは大きく4つ!正しい机の選び方を紹介
子供部屋の中でもスペースを取る机は、大きくなっても使い続けるものなので、満足できるもの選びたいですよね?そこで今回は、机の選び方で悩んでいる方のために、机の選び方と快適で使いやすい机のタイプを4つ、紹介します。
子供部屋の机を選ぶ前にすること
子供が自分だけの空間を持つという意味で、机は必要なものです。 机に自分の好きなキャラクターのグッズを飾ったり、本を並べたりして、自分だけのお気に入りの空間を作ります。
また、学校で使う教科書や習い事のテキストなどを収納するためにも机は必要です。
机を自分で片付けたり、管理することで、基本的な生活習慣が身につくようになります。
子供部屋の机を選ぶ前に、まず最初に机の置き場所を考えます。置き場所が決まったら次に机の大きさを決めます。
机の置き場所を決める
ベッドや本棚、収納家具などとのバランスを考えて、子供部屋のどこに机を置くのかを決めます。椅子の動く範囲や引き出しを出し入れすることも考慮して、ある程度、余裕をもたせたスペースが必要です。
子供部屋の間取り図や机を置く場所のサイズが分かるものを持って、お店に行くのがおすすめです。
机の大きさを決める
一般的な机の大きさは、幅110cm×60cmですが、最近は、コンパクトなものなどサイズも豊富に揃っているので、子供部屋のスペースに合わせて選べます。
教科書やノートを広げても机の上に余裕があるようにするには、奥行きは50cm~65cmぐらいあるのがベストですが、書棚やワゴンなどで作業スペースを追加することができます。
子供部屋の机の選び方
子供部屋の机の選び方で大切なことは、次の2つです。
・机と椅子のバランスを考える
・机のデザイン・タイプを選ぶ
机と椅子のバランスを考える
子供部屋の机を選ぶときに机と椅子のバランスが合っていることは重要なポイントです。机と椅子のバランスが悪いと、姿勢が安定しないので、勉強に集中できなかったり、疲れやすくなったりします。
安定した姿勢を保つには、次の3つが重要です。
・背中と背もたれの間にスキマがない
・読み書きをしていて、手や腕が窮屈にならない
・ひざが90度の状態で、足がしっかり床についている
子供の成長に合わせて、机の天板や椅子の高さ調整ができるものを選ぶのがポイントです。足が置ける台や、クッションなどでカバーすることもできます。
机のデザイン・タイプを選ぶ
机のデザイン・タイプを選ぶときには、机の引き出しや収納スペースも重要なポイントです。また、机は右利き用になっていることが多く、左利きの子供には使いづらいので、引き出しや棚などのパーツをレイアウト変更できるものがおすすめです。
机の袖にあるチェストが備え付けなのか、可動式なのか、また、引き出しやすさもチェックしておく必要があります。
机の天板の奥の上棚も備え付けのものと分離できるタイプがあります。実際に座ってみて、机の広さやライトの位置などを確認するのがおすすめです。
机のデザインは基本的に子供の好みを優先して、長く使えるものを選んでください。ただ、子供が大きくなるとともに好みも変わっていくので、飽きのこないデザインを選ぶことがポイントです。
この他にもコンセントの有無や、組み立て品か完成品なのか、表示価格に椅子などは含まれているのか、アフターサービスなども忘れずにチェックする必要があります。
子供部屋の机のタイプ
子供部屋の机のタイプは、大きく分けて4つあります。
・平机型タイプ
・ベーシック型タイプ
・組みかえ型タイプ
・昇降式タイプ
平机型タイプ
平机型タイプは、机の上に棚がないフラットなタイプの机で、シンプルで子供部屋以外にもリビングや和室にも置けるなど、場所を選びません。
収納スペースが足りなくなったら、本棚や収納家具を付けたす必要があります。
ベーシック型タイプ
省スペースでコンパクトですが、収納力もあるのがベーシック型タイプの机です。
子供が机に向かいやすくなるような、さまざまな工夫がしてあります。
例えば、机に上棚が付いていて、教科書の出し入れがしやすくなっています。引き出しの数や種類も多いので、たっぷり収納できて、筆記用具などの細々したものもスッキリと片付けやすいようにトレーや仕切りも付いています。
収納量を重視したハイタイプと棚部分を低くして圧迫感が少ないロータイプがあります。椅子がセットになっているタイプが多いので、椅子選びに悩むことがありません。
組みかえ型タイプ
組みかえ型タイプは、平机と書棚が組み合わせてある机です。自分の好みで自由にレイアウトができます。スタンダードスタイルやユニットスタイル、Lカウンタースタイル、セパレートスタイルなど簡単にセッティングができて便利です。
子供が小さいうちはリビング学習に使って、大きくなったら子供部屋のスペースや自分の好みに合わせてセッティングしてと長く使うことができます。
昇降式タイプ
昇降式タイプは、子供の成長に合わせて机の天板の高さが調整できるようになっている机です。小学校低学年ぐらいから大人になるまで長く使えます。
机の高さに合わせて椅子を調整しても、小学校低学年ぐらいの子供では体が小さく、床に足がつかないことが多く、足台を置いたとしても、椅子から降りるときに転んでしまうことがあり危険です。
昇降式タイプの机は、天板の高さが調整できるので、椅子から落ちることもなく、安心して勉強に集中できます。
おわりに
子供部屋の机の選び方のポイントは、机の置き場所を決めてから、机の大きさを決めることです。そして、机と椅子のバランスの良いものを選びます。机と椅子のバランスが悪いと、姿勢が安定せず集中力が続かなかったり、疲れやすくなったりします。
机のデザインやタイプにもこだわって、子供が大きくなっても使える、長くつきあえる机を選ぶことが大切です。
おすすめ記事
「Pacoma」はホームセンター系のフリーペーパーに出自を持つ、「暮らしの冒険」がテーマのライフスタイル系Webマガジン。ノウハウ記事からタレントの取材記事まで「暮らしを楽しむためのアイデア」をテーマに日々発信しています。
ウェブサイト: http://pacoma.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。