洗濯機の掃除してますか?実は汚い洗濯機を清潔にする掃除法
洗濯機の掃除、してますか?洗濯物に、なにこれ?と思うものがついてきたら、それは洗濯機が汚れているからかもしれません。清潔にしておきたい洗濯機、実は想像する以上に汚いのです。洗濯機を清潔にする、掃除の方法を解説します。
洗濯槽をキレイにする方法は2つ
市販の洗濯槽クリーナーを使用する場合は、説明書きをよく読んで指示されたことを守って掃除してください。今回紹介するのは、自宅にある塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を使った、洗濯機の掃除のやりかたです。
手軽なのは塩素系漂白剤ですが、すすぎが不十分だと、洗濯物を傷めてしまうかもしれません。一方、安全な酸素系漂白剤は、時間と手間が掛かるというデメリットがあります。自宅の洗濯機の状態や、掃除をする人の都合などを合わせて考慮し、どちらを選ぶかを判断してください。
塩素系漂白剤を使って洗濯機を掃除する方法
カビの臭いする・しばらく掃除をした記憶がないようなときは、塩素系漂白剤がおすすめです。殺菌効果がダントツに高く、手間もあまり掛かりません。
40度~50度程度のお湯を、洗濯槽に満水になるまで注入します。10リットルあたり50㏄の塩素系漂白剤をいれてください。洗濯槽洗浄などの専門コースがあればそれを、無い場合は標準コースで洗濯機を稼働させます。
塩素系漂白剤の成分が残ってしまうのが気になるときは、最短コースで洗濯機を動かし、洗い流すことをおすすめします。ドラム式の洗濯機は、バケツ1杯程度のお湯と、適量の漂白剤を投入し、コースを選んでください。
すべてが終わったら、洗濯機の蓋を開けたままにして、中をしっかり乾燥させてください。蓋を開けたままにできないときは、割り箸やタオルを挟んで、隙間を開けておくだけでもよいでしょう。
酸素系漂白剤を使って洗濯機を掃除する方法
酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤に比べ殺菌力は弱い分、安全だともいえます。。細目に掃除をしているご家庭であれば、酸素系漂白剤をおすすめします。
汚れが目に見えるというメリットと達成感はありますが、ゴミを取り除く手間と、汚れを浮かせる時間がかかるのが難点です。
最初にゴミ取りネットは取り外しておきましょう。40度から50度のお湯を、洗濯槽に溜めてください。ただし、洗濯槽の汚れがひどいことに自覚があるときは、お湯はやや少なめが無難です。
泡の力で汚れを落とす酸素系漂白剤ですから、汚れがひどいと、洗濯機からあふれ出るほどに、泡が発生してしまうことがあります。お湯を少なめにしても溢れそうなときは、お湯や泡を捨ててください。
酸素系漂白剤は、お湯10リットルに対し50gが目安です。投入後、10分程度洗濯機を撹拌してください。その後半日ほど放置しますが、その間に泡の力で汚れがドンドン剥がされてきます。半日放置した洗濯機を、もう一度数分撹拌してください。
目的は、沈んでいる汚れを浮かせることです。浮いた汚れは、ネットなどを利用して全て取り除いてください。根気が必要ですが、丁寧に汚れを取らないと、洗濯機の詰まりの原因になってしまいます。
何度か撹拌とゴミの除去を繰り返したら、いったん脱水しましょう。再度、きれいな水を入れ、数分回してください。ゴミが浮いて来なければ、掃除は終了です。汚れが浮いてきてしまったら、改めてゴミを取り除くところから繰り返しです。
洗濯槽の掃除が終わったら、洗濯機の乾燥のために、蓋は開けたままにすることをおすすめします。
洗濯機の掃除は付属パーツも大切
洗濯機には、洗剤や柔軟剤の投入口・ゴミ取りネット・フィルターなどの付属パーツに加え、洗濯槽の周りにある蓋やパッキンなど、清潔に保ちたい場所があります。それらの掃除もしっかり行いましょう。
パッキンの裏や蓋は、タオルなどでキレイに拭き取ります。ゴミ取りネットのゴミは細目に捨てるのが前提ですが、洗濯機の掃除のついでに取り外して洗い乾燥させましょう。
洗剤や柔軟剤の投入口も取り外し、60度程度のお湯に漬け、汚れを柔らかくしてから歯ブラシなどで落とします。水では柔らかくなりにくい汚れですが、60度以上のお湯だと、変形などの故障の原因になることがあるので、湯温には注意してください。
おすすめできない洗濯機の掃除法
安全で安価で、今や大人気の重曹ですが、洗濯機の掃除にも使えるのでしょうか?答えは、使えます。洗濯槽についた皮脂や、酸性の汚れには効果が期待できます。
しかし殺菌効果はありませんし、使用量も1回最低200g以上必要ですから、洗濯機の掃除にどうしても重曹を使いたいといった強いこだわりがないのであれば、別の掃除方法をおすすめします。
おわりに
清潔にするはずの洗濯物が、実はカビ菌まみれだったなんて、考えたくもありません。定期的に洗濯機の掃除をするだけで、清潔な環境を維持できるのですから、ぜひルーティンに加えて実行したいものです。
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