53年目の新発明!パナソニックがブラシに髪の毛が絡みにくい掃除機を発売

パナソニック①

共働き世帯の増加に伴い、家事への手軽さがより求められる昨今。掃除機の市場においては、コードレススティックが主流になりつつある。そんな中、パナソニックは掃除機の機能はもちろん、手入れの軽減にも着目。新製品の発売に先がけ、報道陣向けオンライン説明会を開催した。

パナソニック②

日本における掃除機総需要推移では、2012年にはキャニスターが7割以上を占めていたものの次第に減少。2018年にはコードレススティックがキャニスターを超えた。

パナソニック③

同社は「回転ブラシ式のコードレススティックまたはキャニスター掃除機を使用している子供のいる20~50代女性」を対象とした調査を実施。コロナ禍で在宅時間が増えたことによって、7割以上の人が掃除に関する意識が変化したことが判明した。
また在宅時間が長くなることで「汚れが目につくようになった」「掃除回数が増えた」という回答が目立ち、汚れや清潔への意識が高まっていることがわかる。

パナソニック④

パナソニックは時代やニーズの変化に合わせて様々な掃除機をこれまでに提案。日本の住宅には「回転ブラシノズル」が最も有効と考え、1967年から採用している。ブラシの毛先がゴミをしっかりかき出すというメリットがある一方、「ブラシに毛がからむ」「手入れが面倒」という手入れ面の不満の声があったという。

パナソニック⑤

同社はブラシ付きノズルの誕生から53年目にブラシ形状を大幅に刷新。業界初の円錐型ダブルブラシを採用した「からまないブラシ」を新開発した。
7月20日に新発売されるコードレススティック掃除機「パワーコードレス」に同ブラシを搭載。長年ユーザーを悩ませていた課題を解決した。

パナソニック⑥

円すい形の2つのブラシという構造の「からまないブラシ」。密集したブラシで床面のゴミや髪の毛をキャッチし、径の細い方へ移送。中央に集めて一気に吸引することでブラシに絡みにくくなる。毛量は従来品の1.9倍アップと掃除性能も確保した。

パナソニック⑦

従来品では手入れ時にブラシを外す必要があったが、新製品ではノズル上部のカバーが外せるので、ブラシを布で拭き取るだけで清潔を保てる。手入れの大幅な軽減を実現した。

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さらに「からまないブラシ」はペットを飼っている家庭にも最適だ。近年では犬や猫を室内で飼育するケースが多いが、絨毯についた毛が取りにくいという声が目立っていた。

パナソニック⑨

掃除機を使ったデモンストレーションも実施。絨毯についたペットの毛も瞬時にしっかりと吸い込んでいることがわかる。

パナソニック⑩

ペットの抜け毛掃除にキャニスター掃除機を活用する家庭が多いという背景から、「からまないブラシ」をスティックとキャニスターの両方へ搭載。ペットニーズにも対応する。こちらは8月25日に発売の紙パック式掃除機「Jコンセプト」。本体質量が2.0kgと業界最高水準の軽さを実現した。
※2020年6月23日現在。家庭用床移動掃除機の本体質量(2.0 kg)において

パナソニック⑪

同じく8月25日発売のサイクロン式掃除機「プチサイクロン」。独自の「ダブルメタル」を採用しており、約2年間は手入れ不要。忙しい人にピッタリの掃除機だ。
長年ユーザーを悩ませていた問題を解決したパナソニック。機能性はもちろん、手入れも大幅にラクになった新掃除機で毎日の暮らしを快適に楽しんでみてはいかがだろうか?

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