スマート農業事業を加速!「ゼロアグリ」を手がけるルートレックが資金調達を実施

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AI潅水施肥ロボット「ゼロアグリ」を開発・販売する株式会社ルートレック・ネットワークス(以下、「ルートレック」)が、2.6億円の資金調達を実施した。

農業従事者を強力にサポート

ルートレック独自のAI技術を活用した「ゼロアグリ」は、日射量などの情報に基づき、作物に必要な水と肥料を自動で供給してくれる。

これによって土壌水分量が安定するため、作物のストレスが減り、品質改善や生産の安定化につながる仕組み。生産者の収益を向上させるだけでなく、潅水や施肥作業の負担軽減にも貢献する。

「ゼロアグリ」は2013年から提供が始まっており、全国の農家・農業試験場において累計240台以上の導入実績を誇る。

開発元のルートレックは、2018年の第4回日本ベンチャー大賞において「農業ベンチャー賞(農林水産大臣賞)」を受賞した。同年には、内閣府官邸の先進的技術紹介プロジェクト「Innovation Japan」にも選出され、スマート農業分野における注目企業のひとつとなっている。

スマート農業事業を加速

同社は今回、株式会社農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)、株式会社オプティム、JA三井リース株式会社を引受先とした第三者割当増資を実施。これにより、2.6億円の資金調達を行った。

今後は、技術の高度化を目指すことに加え、月額制のサブスクリプションサービスも導入する見込み。スマート農業事業を加速させる同社の取り組みに期待がかかる。

PR TIMES

(文・早川あさひ)

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