これは便利!鉄ダルマの性質を利用して鉄のフライパンを手入れしたら錆びなくなった
調理やお湯を沸かす際に、鍋やヤカンの中に入れておくだけで微量の鉄分が溶け出して鉄分補給ができる「鉄ダルマ」。
お茶を沸かす時にこの鉄ダルマを使っていたTwitterユーザーの桔梗屋(@r_kikyoya)さんは、茶渋が付着することで鉄ダルマから鉄分が溶け出さなくなることに気付きます。
そこで、その性質を利用して鉄のフライパンを手入れしてみたところ、ある嬉しい効果が現れました。
鉄のフライパンがぐんと使いやすくなる!
桔梗屋さんが「これは便利」と太鼓判を押す鉄のフライパンの手入れ方法がこちら。
鉄分補給用の鉄ダルマを茶を湧かす時に使っていたら、茶渋が付着して鉄分が溶け出さなくなることに気づいた。その性質を利用して、鉄のフライパンをしまう前に茶を入れて沸騰させてから乾かすようにしたら、フライパンが錆びなくなった。洗剤で洗えるし、油を塗っておく必要もない。これは便利。 pic.twitter.com/EmHLpotELg
— 桔梗屋@Deer Culler (@r_kikyoya) June 14, 2020
お茶を沸かす時に鉄ダルマを使って分かった「茶渋が付いて鉄分が溶け出さなくなる」という性質を利用して、鉄のフライパンをしまう前にお茶を入れて沸騰させてから乾かす方法を試してみたところ・・・
錆の防止ができるだけでなく、洗剤で洗える・油を塗っておく必要なしという嬉しいメリットが!
他のフライパンと異なり、錆や焦げ付きを防ぐために”洗剤で洗うのはNG” ”油を塗って保管”といったことが言われる鉄のフライパンですが、この方法を使えば扱いがかなり楽になることが想像できます。
すでに鉄のフライパンを愛用されている方に役立つのはもちろん、手入れや使い方が難しいイメージから手が出せない‥という方も鉄のフライパンにチャレンジしやすくなる有難い情報ですね。
そして、桔梗屋さんによると「クレンザーでツルツルに磨いた後、茶渋で錆を防止して、油を塗らずに保管しておいた鉄のフライパンは、調理の時に食材の滑りが良くて、めちゃくちゃ気持ちいい。」とのこと。
クレンザーでツルツルに磨いた後、茶渋で錆を防止して、油を塗らずに保管しておいた鉄のフライパンは、調理の時に食材の滑りが良くて、めちゃくちゃ気持ちいい。鉄のフライパンの手入れに悩んでいる人がいたら、一度試してみてはどうだろう。
— 桔梗屋@Deer Culler (@r_kikyoya) June 14, 2020
これはぜひとも試してみたいですね!
また、鉄ダルマは使用前にスチールたわしで磨かないと鉄分が溶け出さなくなったそうですが、フライパンの方は茶渋の層がまだそれほど厚くないようで「『鉄分補給ができる』という鉄のフライパンの機能は失われていないと思う。」と話されている桔梗屋さん。
ちなみに、鉄ダルマの方は使用前にスチールたわしで磨かないと鉄分が溶け出さくなってしまったのだが、フライパンで茶を沸騰させる時は、毎回すごく鉄分が溶け出しているのがわかるので、茶渋の層はまだそれほど厚くなく、鉄分が補給できるというフライパンの機能は失われていないと思う。
— 桔梗屋@Deer Culler (@r_kikyoya) June 14, 2020
ちなみに桔梗屋さんが鉄ダルマを使って沸かしたり、フライパンの手入れに使っているのはプーアル茶だそうです。
補足情報。私が鉄ダルマを使ってヤカンで沸かしているのはプーアル茶。フライパン洗いの仕上げにもこのプーアル茶を入れて沸騰させている。茶の種類によって、含まれるタンニンの量に違いが出るかもしれないので参考まで。
— 桔梗屋@Deer Culler (@r_kikyoya) June 14, 2020
この他、補足情報として桔梗屋さんも以前参考にされたという鉄のフライパンの再生方法が書かれた記事も紹介されています。こちらもぜひ参考にしてみて下さいね。
補足その2。私のフライパンは当初、きっちりシーズニングをしてから「中性洗剤では洗わない」という方針で管理してきたのだが、焦げ付きがあまりにひどかったため、こちらの記事を参考に再生したものである。今はすごく快適。
鉄のフライパンの再生とメンテナンス|樋口直哉https://t.co/f63IU2wuVZ— 桔梗屋@Deer Culler (@r_kikyoya) June 15, 2020
憧れの鉄のフライパン、これを機にチャレンジしてみようかな。
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出典:Twitter(@r_kikyoya)
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