「ドヤれる」「使える」トガったPC レノボ「Yoga A940」「Yoga S940」「Yoga S740」をまとめて触ってみた

テレワークが定着した、あるいはオフィスへの出社とテレワークを併用して働くことになったという方の中には、働き方に合わせたPCを導入したくなっている人も多いのではないでしょうか。誰もが選ぶ無難なPCではつまらない、という方のために、レノボの「Yoga」シリーズをご紹介します。

Yogaシリーズはプレミアムなスリムノート、オールインワン、マルチモードPCをラインアップした、レノボ製品の中でもトガった個性を持つブランド。今回はオールインワンPCの「Yoga A940」、14型のフラッグシップノート「Yoga S940」、15型のハイパフォーマンスノート「Yoga S740」、それぞれの“トガった特徴”を見ていきましょう。

在宅ワーカー&クリエイティブ系に推したい27型大画面のタッチパネルオールインワン「Yoga A940」

27型大画面のタッチパネルディスプレイを搭載し、デュアルヒンジ構造で立てたり寝かせたり角度を変えて使えるオールインワンデスクトップがYoga A940。かなりトガった仕様ですが、「IdeaCentre」などの名称でレノボが2012年から提案している個性派PCなのです。

ガッシリとしたアームと2か所のヒンジにより、ディスプレイは25度から90度までの範囲で傾けて使用可能。ドロー、ペイント、レタッチなどの画像編集や動画編集といったクリエイティブな作業に最適です。「アクティブペン」と呼ばれるタッチペンは標準で付属します。

注目したいのが、左右のヒンジ部にあるUSBポートに差して使えるダイヤル型入力デバイスの「Lenovo Precision Dial」。本体のボタン、2つのダイヤル操作を入力インターフェイスとして利用できます。「Photoshop」「Lightroom」「Illustrator」「Premiere」といったAdobeのクリエイティブ系ソフトや、「Word」「Excel」「PowerPoint」などMicrosoft Office系のソフトに対応します。

ペン入力している最中に、離れた場所でメニュー操作して行ったり来たりする手間がなくなるのが魅力。たとえばPhotoshopならブラシの種類やサイズをダイヤルで選びながらタッチペンで画面に描き込んだり、Premiereならダイヤルでフレームを1フレームずつ送ったり戻したりしながらタイムラインを編集できたりします。また、ダイヤルは左右に差すことができるので、右利きにも左利きにも対応可能。レノボが公開したショートフィルム『One Trick Pony』では、主人公の元気少年が左手にペン、右手にダイヤルを駆使して才能を爆発させる様子を見ることができます。内容もエモいので必見です!

【ショートフィルム】One Trick Pony | Lenovo Yoga

CPUはインテル Core i7-9700プロセッサ―、メモリーは16GB、ビデオチップはAMD Radeon RX560グラフィックスと、動画編集にも余裕で対応するスペック。ストレージは2TBのHDD+16GB インテルOptaneメモリーという構成です。Dolby Atmos対応で16Wというスピーカーサウンドと4K(3840×2160ドット)大画面の組み合わせで、ゲームも映像も大迫力で楽しめます。

背面にはHDMI、USB-Aポート4口、LANポートを備え、側面にはUSB-AとUSB-C、3-in-1メディアカードリーダー、オーディオ/マイクコンボジャックを搭載とインターフェイスは充実。仕事で必要になる機器連携や映像出力、データ入出力にしっかり対応します。

付属のワイヤレスキーボードとワイヤレスマウス、タッチペンは、ディスプレイの下にスッキリ収納可能。

マウスを置けるトレーはQiのワイヤレス給電機能があり、スマートフォンを充電しながら作業することができます。

オンもオフもクリエイティブに楽しむ在宅ワーカーにピッタリな<Yoga A940>。充実スペックのオールインワンなのに、20万円台の価格帯に収まっている点も魅力です。

Lenovo Yoga A940 | クリエイターの創造力を拡大する27型オールインワンデスクトップ

自宅でも外出先でもアクティブに働くハイブリッドテレワーカー向け 先進機能を高品質なデザインで包み込んだ「Yoga S940」

Yogaシリーズのスリムノートの中でフラッグシップモデルとなるのがYoga S940。14型のHDR対応UHD(3840×2160ドット) IPSディスプレイを搭載し、先進機能を高品質で美しいデザインに包み込んだノートPCです。

美麗なディスプレイは、上部と左右だけでなく下部も狭額縁にして画面占有率を高めているのが特徴。

狭額縁の秘密は、曲面ガラスの採用。ハイエンドモデルのスマートフォンのように、滑らかなエッジと没入感のある大画面を実現しています。

質感の高いアルミユニボディは、デザインへのこだわりが随所に。天板側面の刻印、鏡面に仕上がったキーボード面のエッジが目を引きます。サンドブラスト加工の表面は触り心地もよく、仕事で外出する際には常に見えるように持ち歩いて、個性を主張したくなります。

厚さは最薄部で約12.2mmと薄型の側面に、USB-Cポート3口、オーディオ/マイクコンボジャックと充実したインターフェイスを備えています。薄くてもしっかり打鍵感のあるキーボードで、仕事に使えるパフォーマンスを発揮。

重量は約1.25kg。1時間で約80%充電できる急速充電対応のバッテリーは、約9.2時間駆動します。このサイズにCPUはインテル Core i7-1065G7、16GBメモリー、1TB SSDという性能を凝縮。

スピーカーは底面だけでなくキーボードの左右にも搭載。Dolby Atmosに対応し、臨場感あるサウンドを楽しめます。

デザインに加えてYoga S940のトガったポイントとして挙げられるのは、細~いベゼルに仕込まれたフロントカメラを使う先進機能。

IRカメラも搭載し、Windows Helloによる顔認証に対応。「Lenovo Smart Assist」の機能を利用すると、自宅でのビデオ会議でうれしい背景のぼかし設定ができるほか……。

外部ディスプレイを接続している場合に、顔を向けるだけでウィンドウやカーソルを別画面にジャンプさせることができます。今回、外部ディスプレイはこの後紹介するYoga S740をワイヤレスディスプレイにして利用しました。

自宅や外出先では本体1台で十分使えますが、オフィスでは外部ディスプレイをつないで「ドヤっ」とアピールしたくなりますよね。

オフィスと自宅、さらに外出先でも使用する頻度が高いハイブリッドテレワーカーに最適な<Yoga S940>。フラッグシップ機ならではの、所有することの喜びと満足感を味わってみては。

Lenovo Yoga S940 |スタイリッシュでパワフル14型ノートパソコン

自宅でノートPCをメインマシンとして仕事もゲームも楽しみたい人に「Yoga S740」

自宅でデスクトップ代わりのメインマシンとして使える15型ハイパフォーマンスノートがYoga S740。CPUにインテル Core i7-9750Hプロセッサーと、さらにGPUにNVIDIA GeForce GTX 1650 with Max-Q designを搭載。動画編集や3Dゲームにも対応するパワフルなパフォーマンスを発揮します。

HDRに対応する15.6型FHD(1920×1080ドット) IPSディスプレイは、S940ほど過激な狭額縁ではないものの4辺ともベゼルが薄く、没入感のある大画面。

クリエイティブ系ソフトを立ち上げても、画面にしっかり作業領域を確保できます。

ゲームも快適に動作。仕事からプライベートまで、まんべんなくカバーする万能機という印象です。

サンドブラスト加工を施したすべすべのアルミ筐体で、重量は約1.93kg。バッテリーは約15.6時間使用できます。メモリーは16GB、ストレージは512GB SSDを搭載。

最厚部17.7mmとスリムな本体ですが、側面にはUSB-C 2口、USB-A 1口、オーディオ/マイクコンボジャック、3-in-1 Microカードリーダーとインターフェイスが充実。

テンキーが使えるキーボードも、数字の入力作業などの作業をする上では高ポイント。

フロントカメラには物理的なシャッターをスライドできる「プライバシーシャッター」を採用し、プライバシーにも配慮しています。

ゲーミングノートPCに匹敵するパフォーマンスを持ちながら、派手なデザインや電飾を盛り込みがちなゲーミングPCと比べてシックなデザインという点が、逆にトガった個性と言えそうな<Yoga S740>。自宅で仕事にもゲームにもバランスよく使いたい人にオススメです。

Lenovo Yoga S740 (15) | 洗練されたボディに高いパフォーマンス凝縮した15.6型ノート

レノボは、Yoga A940/Yoga S940/Yoga S740を含むYogaシリーズのクリエイターによる活用事例をまとめたスペシャルサイトを公開中。記事を読んでYogaシリーズに興味を持った方は、ユーザーのスタイルに合わせて選べるその魅力をチェックしてみてはいかが。

あなたからあなたへ変幻自在。 YOGA. Evolving With You.
Lenovo YOGA ブランドサイト

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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

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