豆腐ハンバーグ簡単レシピ!たけのこやいんげんも入る和&洋2選
料理家・フードコーディネーターとして活躍するぬまたあづみさんに、野菜入りの豆腐ハンバーグレシピを紹介していただきます。作り置きしておけば、お弁当や朝食、またお酒のおつまみにもぴったりな簡単レシピです。
<和風>味噌ソースのたけのこ豆腐ハンバーグ
たけのこを加えた、味噌ソースの豆腐ハンバーグ。甘辛く、ごはんのおかずやお弁当にもぴったりの一品です。
材料(2人分)
たけのこ水煮:小1個(80g)
ネギ:10cm(20g)
キャベツ:1枚
しそ(大葉):2枚
木綿豆腐:1/2丁(175g)
鶏ひき肉:100g
溶き卵:1/2個
塩:小さじ1/4
こしょう:少々
サラダ油:小さじ2
[A]
味噌:大さじ2
みりん:大さじ4
作り方
木綿豆腐は手でざっくりと崩してザルにのせ、冷蔵庫に30分程度置いて水切りする。
豆腐の水切りのポイント
・ざっくりと崩してザルにのせることで、簡単に素早く水切りができます。
・水切り前の2/3程度の重さになるまで、しっかりと水を切りましょう。
・水切りが不十分なときは、キッチンペーパーで押さえてさらに水分を取ることで、水分が出ず、混ぜやすくなります。
たけのこは飾り用としてスライス4枚分をとっておく。
2の残りのたけのこを粗みじん切りにする。ネギはみじん切りにする。
ボウルに鶏ひき肉と1、溶き卵、塩、こしょうを入れてよく混ぜる。滑らかになったら3を加えてさらに混ぜる。
4を2等分して、飾り用のたけのこを下の写真のように2枚ずつのせ、小判型に成形する。
フライパンにサラダ油を中火で熱し、たけのこが下になるように並べ入れる。焼き色が付いたら裏返し、ふたをして弱火で8分ほど蒸し焼きにする。
キャベツを一口大にちぎって耐熱皿に入れ、塩少々(分量外)を振りかけてラップをし、電子レンジ500Wで約1分加熱する。粗熱が取れたらしそをちぎって加え、あえる。
器に6と7を盛り付ける。
空いたフライパンにAを入れ、少しとろみがつくまで弱火で熱してソースを作り、ハンバーグにかける。
memo
・水切りする時間がない場合は、木綿豆腐の代わりに、皮をはがした厚揚げをほぐして使うのもおすすめです。
・はがした皮も、みじん切りにして工程4で混ぜるときに、一緒に加えましょう。
<洋風>いんげんとツナのひと口豆腐ハンバーグ
いんげんのシャキシャキ感が楽しい、ツナ缶を使った豆腐ハンバーグ。チーズを加えてコクをプラスしています。ひと口サイズなのでおつまみやお弁当にどうぞ。
材料(2人分)
いんげん:10本(80g)
タマネギ:1/4個(50g)
木綿豆腐:1丁(350g)
ツナ缶:小1缶
溶き卵:1/2個
ピザ用チーズ:50g
塩:小さじ1/4
こしょう:少々
サラダ油:大さじ1
[A]
トマトケチャップ:大さじ2
ウスターソース:大さじ1
カレー粉:小さじ1/4
作り方
木綿豆腐は手でざっくりと崩してザルにのせ、冷蔵庫に30分程度置いて水切りする。
水切りのポイントは「味噌ソースのたけのこ豆腐ハンバーグ」をご参考ください。
いんげんは5mm幅に切る。タマネギはみじん切りにする。
ボウルに軽く油を切ったツナ缶と1、溶き卵、塩、こしょうを入れてよく混ぜる。滑らかになったら2とチーズを加えて混ぜる。
おいしく作るコツ
・ツナの油はうまみの素になるので、切りすぎないように。
3を8等分して成形する。
フライパンにサラダ油を中火で熱し、4を並べ入れる。焼き色が付いたら裏返し、ふたをして弱火で4分ほど蒸し焼きにする。
器に5を盛り付ける。
空いたフライパンにAを入れてソースを作り、6に添える。
memo
・水切りの時間が取れない場合は、「味噌ソースのたけのこ豆腐ハンバーグ」と同様に、木綿豆腐の代わりに皮をはがした厚揚げを使ってもおいしくできます。
・はがした皮もみじん切りにして、工程3で一緒に加えましょう。
最後に
おかずやお弁当にも重宝する、野菜入りの豆腐ハンバーグをぜひ作ってみてください。
ぬまたあづみ/Azumi Numata
株式会社こさえる代表/フードコーディネーター
大学卒業後、栗原はるみ「ゆとりの空間」入社。その後、フードコーディネータースクール、料理研究家のアシスタントなどを経て2007年に独立。
現在は料理雑誌・書籍・web・テレビ等でレシピ提案をするほか、広告のフードコーディネート・スタイリング、映画やドラマの監修・撮影、飲食店のフードコンサルティングなどを行う。身近な材料と普段使いの調味料にプラスするアイデアで、簡単かつおいしい料理を作ることがモットー。素材の持ち味を最大限に活かす料理を日々研究中。
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[いんげん]含まれる栄養素や下ごしらえ、保存のコツ
中の豆が未熟なうちにさやごと食べる、「いんげん(さやいんげん)」。いんげんまめの原産地は中央アメリカと言われており、日本には、江戸時代初めに隠元禅師が中国より伝えたとされています。下ごしらえでは、筋を取るのが一般的ですが、近年は筋のない品種のいんげんも広まっています。
最終更新:2022.04.09
文・写真:ぬまたあづみ
監修:ぬまたあづみ、カゴメ
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