今さら人に聞けない!玉ねぎの切り方を用途別に6種類紹介

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今さら人に聞けない!玉ねぎの切り方を用途別に6種類紹介

玉ねぎは常備菜として、いろいろな料理に使えてあると便利な野菜です。玉ねぎの切り方を覚えておけば料理の幅も広がります。今回は、玉ねぎの切り方として、輪切り、半月切り、くし切り(くし形切り)、角切り、薄切り、みじん切りの6種類を紹介します。

玉ねぎを切る方向

玉ねぎには、頭部から根に向かって繊維が通っています。この繊維に沿って切るか断って切るかで味や火の通りの早さが違ってきます。繊維に沿って切るとシャキシャキとした食感が出て煮込んでも型崩れしにくく、繊維を断つように切ると辛み成分が抜けて甘みが出て口当たりも柔らかく、火の通りも早いです。

また、玉ねぎを切る場合は、芯を落としてからカットすると、身がほぐれやすくて便利です。芯は包丁の刃元でVの字に切り込みを入れて切り取ります。生で食べるときは、1~2mm幅の薄切りにして水にさらすと辛み成分が抜けて食べやすくなります。

 

玉ねぎの切り方1:輪切り

輪切りは、キュウリやにんじんのような棒状の野菜を断面が輪になるように切ることををいいます。 玉ねぎの輪切りは繊維を断つように切るので、火の通りがよく柔らかく仕上がります。厚く切ってオニオンリングやバーベキューなどに使われます。

玉ねぎの輪切りの方法は、最初に頭と根の部分を切り落として皮をむきます。頭部が右側になるように置いて1cmの厚さに切ります。このとき玉ねぎが転がらないようにしっかりおさえましょう。

玉ねぎが崩れるのを防ぎたい場合は切り終わった玉ねぎに楊枝を刺して完成です。

 

玉ねぎの切り方2:半月切り

半月切りは、野菜の切り口が半円(半月の形)になる切り方をいいます。玉ねぎの半月切りは、繊維に沿って切るか繊維を断って切るかで食感が変わります。野菜炒めや焼き肉などに使われます。火の通りが均一になるように同じ厚みに切るのがポイントです。

玉ねぎの頭と根の部分を切り落とし皮をむいたら縦半分に切り、断面を下にしてまな板に置きます。繊維を断って切る方法は、頭部を右側にして1cm幅で切ります。

繊維に沿って切る方法は、頭部を体と同じ方向になるように置いて1cm幅で切ります。玉ねぎが崩れるのを防ぎたい場合は切り終わった玉ねぎに楊枝を刺して完成です。

 

玉ねぎの切り方3:くし切り(くし形切り)

くし切りは、玉ねぎやトマトなどの丸い形の食材を放射線状に切る方法です。櫛の形に似ていることからくし形切りとも呼ばれます。炒め物やカレー、肉じゃがなどの煮込み料理によく使われます。

くし切りは料理の彩りを添える玉ねぎが主役になる切り方です。

玉ねぎの頭と根の部分を切り落とし皮をむいたら縦半分に切り、芯を切り取ります。断面を上にして玉ねぎが転がらないようにしっかり押さえて半分に切ります。

それぞれの玉ねぎを中央から放射状になるように3等分に切れば完成です。または、断面を下にして中央に向かって放射状になるように6等分する方法もあります。

 

玉ねぎの切り方4:角切り(色紙切り)

角切りは、食材を1cm角ぐらいに立方体に切る方法です。玉ねぎは立方体に切っても切ったあとでばらけて正方形になってしまうので、食材を正方形に切る色紙切りとも呼ばれます。

玉ねぎが煮崩れせず食感も残るので、カレーやクラムチャウダーなどの煮込み料理やスープに使われます。
半月切りの要領で繊維を断つように1cm幅で切ります。

半月状になった玉ねぎを3層ずつに分けて、それぞれを1cm幅に切れば完成です。または、半月状になった玉ねぎの向きを変えて1cm幅に切る方法もあります。

 

玉ねぎの切り方5:薄切り

薄切りは、食材を薄く切る方法です。玉ねぎの薄切りは繊維に沿って切る方法と繊維を断って切る方法があります。繊維に沿って切った玉ねぎは炒め物やかき揚げなどに、繊維を断って切った玉ねぎはサラダや南蛮漬けなどにそれぞれ使われます。

玉ねぎの頭と根の部分を切り落とし皮をむいたら縦半分に切り、芯を切り取り、断面を下にしてまな板に置きます。繊維を断って切る方法は、頭部を右側にして1~3mmの幅で薄く切ります。

繊維に沿って切る方法は、頭部を体と同じ方向になるように置いて同じように薄く切れば完成です。またはスライサーを使うと簡単に薄切りができます。

薄切りにした玉ねぎはジップロックなどの冷凍保存用の袋に入れて冷凍保存できます。後で使いやすいように小分けにし、平らにしてラップで包み冷凍保存用の袋に入れます。

加熱する場合はそのまま調理できますが、サラダなど生で食べる場合は電子レンジで解凍するか低温解凍がおすすめです。

 

玉ねぎの切り方6:みじん切り

みじん切りは、食材を1~2mm角の大きさに細かく切る切り方です。また、3~4mm角に切ると粗みじんになります。玉ねぎのみじん切りは、ハンバーグやボロネーゼ、ドレッシングなどに使われます。

玉ねぎのみじん切りは、いくつか方法がありますが、ここでは基本的な切り方を紹介します。また、忙しいときなどは玉ねぎのみじん切りが簡単にできるキッチングッズに頼るのも一つの方法です。

玉ねぎのみじん切りも薄切りと同じように冷凍保存できます。

基本的な切り方は、皮をむいて縦半分に切った玉ねぎを断面を下にして根元を左側にして下から順番に水平に3ヶ所ぐらい切り目を入れます。根元が体の向こう側になるように置いて玉ねぎが崩れないように根元から2cmぐらい残して立てに細かく切り目を入れます。

次に根元を左側にして端から細かく切り刻みます。残った根元は芯を残して同じように切ります。包丁の刃先の上を押さえて、そこを中心に握っている方を上下に動かしながら全体をさらに細かく切れば完成です。

おわりに

玉ねぎは栄養価も高く、さまざまな料理に使われます。煮ても焼いても生でも美味しい玉ねぎの用途別の切り方を覚えれば、料理の幅も広がります。

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