一生出られないと思った閉鎖病棟での生活から今は・・・10年間の体験を描いた漫画が話題
過去に閉鎖病棟での生活を経験した瀧石 和平(@WTakiishi)さん。
そこでの生活が3年目になる頃「もう一生出られないんだろうな・・・」と予想していた瀧石さんですが、現在は憧れだったある専門的な仕事をされています。
そんな瀧石さんがここ10年のご自身の体験を描いた漫画が話題になっているのでご紹介します。
勇気を与える素晴らしい漫画
瀧石さんがTwitterに投稿したその漫画がこちらです。
ここ10年の自分の体験をマンガにしてみた。 pic.twitter.com/EiZYn35wT8
— 瀧石 和平 (@WTakiishi) May 21, 2020
閉鎖病棟で社会復帰のための勉強が理解できずに困っていた瀧石さん。しかし、心理士さんによる検査で「アスペルガー症候群」であることが発覚し、勉強が分からなかった理由も判明。その後は「療育」を受けて5年で閉鎖病棟を退院することができ、デイケアや作業所での経験を経て35歳にして念願のアニメーターになることができた瀧石さんでした。
もちろん好きな仕事に就けたのは才能だけでなく瀧石さんの努力があったからに違いありません。ですが、「アスペルガーが見つからなかったら、一生施設の中で暮らす事になってたんだよ」という看護師さんの言葉にあるように、社会復帰を果たせたのは診断と療育を受けることができた影響が大きいですよね。
瀧石さんのこの漫画を読んで、診断を受けたり療育という選択肢について知るきっかけになった方や、お子さんやご自身が発達障害で不安に感じている方の中には、励まされたり勇気づけられた方が多いのではないでしょうか。
筆者も今回初めて「療育」について知り、発達障害の方をサポートするために社会で広く浸透して欲しいと思いました。
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出典:Twitter(@WTakiishi)
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