ノミ予防で病院に預けた猫が安楽死? 偶然と思い入れの悲劇の中身

ペットを動物病院に預ければ、より元気な姿で戻ってくるのが普通だ。しかしながら、米国マサチューセッツ州在住の女性はそうならなかった。ノミの予防のために持ち込んだ猫は、誤って安楽死させられることになってしまった。なぜこのような悲劇は生まれたのか。

飼い主のコリーン・コンロンは愛猫のレディ(8歳)をいったん息子のジェシーに託した。ジェシーは動物病院で書くように求められた申し込み書にいくらか記入し、勤めている会社へ戻った。すると病院の獣医から驚くべき知らせが入ってきたのだ。

「安楽死は成功しました。亡くなった猫はどうしますか」

獣医はノミ予防用と安楽死用の書類を混同してしまったと認めた。うかつにも気付かなかったとはいえ、ジェシーへの説明もまったくなかった。やり切れない思いだろう。偶然が重なった悲劇と言える。

レディを失ったコリーンの悲しみはいかばかりか。というのも、レディは元々コリーンの娘が飼っていた猫なのだ。愛娘は不幸にも2年前に自動車事故で亡くなっている。つまりレディに相当の思い入れがあったはずだ。このような不幸な出来事は繰り返されてはならない。病院側も患者側も書類の確認徹底が求められる。

画像: レディの生前の姿を伝えるニュース映像のキャプチャー
http://www.nydailynews.com/news/national/heartbreak-healthy-family-cat-mistakenly-euthanized-vet-visit-a-flea-bath-article-1.1165878

※この記事はガジェ通ウェブライターの「香椎みるめ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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