東京ディズニーリゾート、“3世代ファミリー”の来園が増加中
東京ディズニーリゾートは、東京ディズニーランド、及び東京ディズニーシーに来園する3世代ファミリーがここ数年で増加傾向にあるという調査結果を発表した。
背景には、お金、時間ともに余裕のあるアクティブなシニアが増えていることや、ここ数年は団塊世代が会社をリタイアし、シニア市場そのものが拡大したことなどがあると推察される。
3世代ファミリーの来園のきっかけは、誕生日や卒業などの「記念日」が上位を占めており、特別な時間を家族皆で楽しく過ごしたいという思いから来園することが多いようだ。また、一番体験したいことは、祖父母、父母ともに「孫(もしくは子ども)の笑顔を見て楽しく過ごす」が多数を占めており、3世代ファミリーの行動の主役はやはり子どもたちとなっていることが窺える。
また、3世代ファミリーが東京ディズニーリゾートで体験したいことは、「パーク全体の雰囲気」や「パレードを見る」、「ディズニーキャラクターに会うこと」などが上位に挙がっており、アトラクションよりもパークそのものの雰囲気やエンターテイメントプログラムなどを体験したいという傾向が見受けられる。特に、東京ディズニーランドの夜のパレード「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」が、人気プログラムになっている。
また、約半数が宿泊を伴って滞在しており、東京ディズニーリゾートでゆっくりと滞在を楽しむ傾向にあることがわかった。
※データは、2008年~2011年度のゲストへの来園者調査及びインターネットによるアンケート調査をもとに集計。
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