世界初! ケータイ小説を簡単編集でカラフルなミニ本にするサービス

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フォト雑貨作成サービス『logpaper』を運営するコンテンツワークスは、ケータイ小説サイト『野いちご』を運営するスターツ出版と提携し、『野いちご』に投稿したケータイ小説を1冊からミニ本にできる『logpaper novel(ログペーパーノベル)』をスタートしました。1冊から作ることができ、40ページで1260円(税込み、送料別)です。

『logpaper novel』は、『野いちご』に投稿した小説を、ウェブ上でワンタッチ編集流し込みでミニ本にできるサービスです。『野いちご』で発行されるキーを入れてボタンを押すだけで、表紙、目次、章トビラ、本文、奥付まで自動配置できます。文章の整形、編集やイラスト挿入も可能です。

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大きさは文庫本より少し小さめの手のひらサイズ。写真が入る帯も付くなかなか豪華な装丁です。カバーの色は、パステルカラーからシックな色まで16色から選択可能で、本文フォントも丸ゴシック、ゴシック、明朝の3種類から選べます。

9月下旬以降には、本を注文した後、『野いちご』編集部に応募して審査に通ると、『野いちご』サイト内で『野いちご文庫』として販売を予定しています。注文は1冊から可能で、40ページで1260円(税込み、送料別)。40ページ以上は、4ページごとに60円ずつ加算されます。発注後、約10日間で手元に届くそうです。

今までは「本になる」といえば、「この本なら売れる」「読まれるだろう」という予測のもとに、出版社から発売されて書店に並ぶことがイメージされていましたが、ケータイ小説を中心に小説を書きたい人が増えた今、こういった著者向けに本を作るサービスが生まれるのも当然かもしれません。いわば、読者のための本ではなく、まずは著者の「本にしたい」という意思のもとに本が作られる時代ということでしょうか。
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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