ウイルスの次にやってくるものとは?日本赤十字社が公開したアニメ動画が話題に
新型コロナウイルスの感染拡大が続く今、誰もがウイルスから体を守ることに意識を向けていると思います。
そんな中、日本赤十字社が「ウイルスの次にやってくるもの」というアニメーション動画を公開し、その内容に多くの人が注目しています。
感染拡大するのはウイルスだけじゃない
感染から身を守るためには手洗いが大切。それだけでウイルスに感染する確率は低下しますよね。
しかし、この動画の冒頭では「でも、心の中にひそんでいて、流れていかないものがある」と、手洗いでは流せない”ある存在”について示唆しています。
出典:YouTube
そして登場するのが一人の男性。
現在、多くの方がそうしているように、この男性もネットやテレビで情報収集を行います。
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ところが、暗いニュースや間違った情報によって「そいつ」はどんどん膨らみ、ついには男性に向かってこうささやくのです。
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そして、「そいつ」は人から人へと伝染。
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それだけではありません。「そいつ」の恐ろしさが次々に伝えられます。
「そいつは周りに攻撃をはじめる。人と人が傷つけあい、分断が始まる。」
「そいつは脅かす。『もしも感染していたらどうする?』『あんな風に言われたらどうする?』」
そしてある日、鏡を見て男性は驚きます。映っていたのは”自分”ではなかったのです。
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鏡に映っていた「そいつ」の正体は、「恐怖」でした。
「ウイルスの次にやってくるもの。もしかしたら、ウイルスより恐ろしいもの。」
そう表された「恐怖」に私たちが飲み込まれる前にできることとして、動画の後半では体だけでなく、心や社会を守るための心構えについて紹介されています。
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「恐怖に餌を与えない。」
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「恐怖のささやきに耳を貸さない。」
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「恐怖から距離を取る。」
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「恐怖が嫌がることをする。」
最後は「恐怖は、誰の心の中にもいる」とし、こんなメッセージで締められています。
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いかがでしたか?
ウイルスを恐れるのは当然のこと。しかし、暗いニュースや不確かな情報などによって過度に「恐怖」が膨らみ、攻撃的な言動を生んだり、差別や人の目を気にして体調の悪さを隠しウイルスを広めてしまうという負の連鎖に陥る可能性も。私たちが守らなければいけないのは体だけではない、これは本当にその通りですね。
コロナ禍の今、テレビやネットニュースを目にする時間が増えている方も多いと思います。筆者もその一人ですが、心や社会を守るためにも「正しく知り、正しく恐れる」こと、そして情報と適度に距離を置くことを心に留めておきたいですね。
動画はこちら
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出典:YouTube(【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」)
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