「明日魔物が攻めてきますわ」という嘘が大事に! 竜に変身した天才魔法少女の結末を描いた漫画が寓話的だった
『バーサスアース』(秋田書店)『便利屋斎藤さん、異世界に行く』(KADOKAWA)などの一智和智先生(@burningblossom)が、「嘘をついてしまった姫君の末路。」と題したマンガをTwitterに公開。魔法の天才お姫様が嘘をついてしまった行く末が描かれていて、寓話的で示唆に富んだストーリーになっています。
嘘をついてしまった姫君の末路。 pic.twitter.com/25xuP6dVLG
— 一智和智バーサスアース続編更新中 (@burningblossom) April 1, 2020
いたずら心で「おじいさま、明日魔物が攻めてきますわ」と嘘をついてしまったお姫様。おじいさま(王様?)は「軍勢を率いて迎え撃たなければ!」となります。
出陣していく軍勢に「たいへんなことになっちゃた!」「嘘だとバレたら怒られる」と焦るお姫様。魔法で竜に変身して軍勢の前に姿を現します。
「お姫様が変身した竜は槍で貫かれてしまいました」という衝撃の結末……と、思いきや。「それでママ、お姫様どうなっちゃったの」と本の先をせがむ女の子に、ママは「あら、わからない?いつも見てるじゃない」と言って……。
肩口の傷を見せるママ。「まさかその傷って!」と驚く娘に、ママは「おじい様は気付いてくれたの」と語り、涙目になる竜に変身したお姫様を見て攻撃を止めたのだと語ります。「嘘をつくのはだめって言うお話よ。さ、もう寝なさい」と促すママ。天才魔法少女は第三皇女で、国外にお嫁に行って今ではふつうのお母さんなのだとか。
「姫様つよい」「上級呪文を容易く操るお姫様」「やさしい世界で良かった」といった反応が集まっていたこのマンガ。一智先生によると、「エイプリルフールで嘘にちなんだ話を描きました」とのこと。女子の強さを感じさせるとともに、この娘の今後も気になるところ。実際、「続きが気になる」といった声も上がっていました。一智先生の『優し異世界』でアフターストーリーが描かれることを期待したいところです。
※画像はTwitterより
https://twitter.com/burningblossom/status/1245277613255356416 [リンク]
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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