[パセリの栄養まるごとレシピ]残さず使い切るためのレシピ2選
パセリは、料理の付け合わせとして使われるほか、みじん切りにしてソースやスープに薬味として入れたり、フライの衣に混ぜて彩りとして活用されたりします。でも実は、ビタミンC120mg、β-カロテン7400μg(マイクログラム)、カリウム1000mgなどを豊富に含む野菜(可食部100g当たり)。今回はパセリを脇役ではなく、主役にしたレシピをご紹介します。
パセリの栄養をまるごと食べるレシピ2選
パセリが主役の和風&洋風レシピを紹介します。
●パセリとツナのおにぎり
手早く、簡単にできるおにぎり。
材料(2人分)
パセリのみじん切り:大さじ2
ごはん:茶碗4杯分
ツナ缶(小):1缶(約70g)
塩、焼き海苔:適量
作り方
ツナは油を切って鍋で空炒りし、パセリを加えて火を止める。
温かいごはんに1を混ぜ、手に塩をつけて俵型ににぎる。
焼き海苔を巻いたらできあがり。
●パセリのプレッツェル
軽食やお酒のおつまみに!
材料(12個分)
パセリ:約5g(1枝)
バター:20g
小麦粉:120g
塩:3g(小さじ約1/2)
粉チーズ:10g
冷水:50ml
溶き卵:適量
作り方
パセリの葉をみじん切りにする。
1とバター、小麦粉、塩をボウルに入れて、バターをつぶしながらなじませる。
バターが粉々になって全体に均一になじんだら、冷水を加えてひとまとめにし、ラップに包んで冷蔵庫で30分ほど休ませる。
生地を12等分し、それぞれ20~25cmの棒状にのばし、のばした生地の両端を交差させてねじり、両端を輪の中央に押しつける(成形の仕方はできあがりの写真を参照)。
4に溶き卵を塗り、210℃に温めたオーブンで20分ほど焼いたら完成。
最後に
パセリをアクセントとしてだけでなく、メインの食材のひとつとしていろいろな料理で使ってみてください。
[パセリ]長持ちさせる保存のコツや、含まれる栄養素は?
洋食の付け合わせとして添えられることが多いパセリ。セリ科の野菜で、西洋では紀元前から食用にされていました。料理に香りや彩りを加えるために添えられることが多いのですが、ビタミンAのもととなるβ-カロテン、ビタミンエースC・Eやカリウム、カルシウムなどのミネラル類がたっぷりの野菜なので、ぜひ残さずに食べましょう。
最終更新:2022.12.28
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
出典:
農林水産省(ツナとパセリのおにぎり)
JA岡山西 レシピ考案:倉敷平成病院 管理栄養士 小野詠子(パセリのプレッツェル)
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