御年50歳の大投手・クレメンスが再びマウンドへ 復帰先は米国独立リーグ

伝説の大投手が50歳となった今、再びマウンドに立つ。現地時間21日、米国『FOX 26』はロジャー・クレメンスがアトランティックリーグ(独立リーグ)のシュガーランド・スキーターズで現役復帰することを伝えた。細部を詰めてから正式契約の運びとなる。

スキーターズのマット・オブライエン社長によると、クレメンスの投球は長期契約を結びたくなるほどのもので、クラブの相談役を務めるタル・スミスも“ロケット”の状態に驚きを隠していない。スミスはヒューストン・アストロズでGMや会長として長年働き、現役時代の晩年をアストロズで過ごしたクレメンスとも旧知の仲だ。

クレメンスの親友であるハビエル・ブラカモンテも「彼は以前と変わりないよ」と復帰に太鼓判を押す。現在はアストロズでブルペンキャッチャーを務めるブラカモンテは、3マイル(約5km)の走り込み、ブルペンでの投げ込み、打撃投手としての練習など、復帰に燃える男の日々のトレーニングの様子も明かしている。

サイ・ヤング賞(年間最優秀投手賞)を6回受賞、オールスターゲームは11度の出場を誇るクレメンスは、これまでに何度も引退と現役の狭間で揺れ動き、2007年にニューヨーク・ヤンキースでプレーした後は薬物疑惑との戦いを余儀なくされることに。2012年になってようやく無罪を勝ち取り、いよいよマウンドへカムバックする。お披露目は今週末の予定。

画像: クレメンス加入を知らせる、シュガーランド・スキーターズのトップページより
http://www.sugarlandskeeters.com/index.cfm

※この記事はガジェ通ウェブライターの「香椎みるめ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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