耳掻き専門店『山本耳かき』には名前のルーツがあった 漫画から名前を取った?

東京をメインに店舗展開されている耳かき専門店『山本耳かき』をご存じだろうか。一部大阪でも展開されているが、ほとんどの店舗が東京にあり、まだまだ全国区に知れ渡っているというわけではない。

耳かきという極上の至福を与えてくれるお店。ただそれだけではなく、浴衣姿の女性に膝枕してもらいその上で耳かきをしてもらうのだ。ほかにはハンドマッサージなども行っており、疲れた体を癒す人が訪れる。新宿店や秋葉原店となると予約しないと入れない日もでてくるとか。しかし、このお店の名前は変わっているが、何故『山本耳かき』と言うのだろうか。

実はこの名前は元々耳かきを題材にした漫画がありそこから取ったのである。その漫画の名前が『山本耳かき店』とまんまである。『深夜食堂』を描いた安倍夜郎先生の作品なので知っている人も多いかもしれない。

この作品の概要は、中町で一人で耳かき屋を構える女性が手作りの耳かきを売りながらも、耳かきのサービスを行うというもの。耳かきの最後には耳に息を「ふぅ」っと吹きかけるのがおきまりのようだ。そしてこれを元にしたのが実在する店舗『山本耳かき』である。漫画同様に最後には耳に息を吹きかけることで有名なのだ。どうやらこの漫画のことをかなり意識しているようだ。

同作者の『深夜食堂』が好きだった人はそれなりに楽しめる作品になっているのではないだろうか。耳かきの官能さなども描かれており耳かきにハマっていく人が描写されている。これも一種のフェチなのだろうか。多少マニアックではあるが……。単行本は1巻が発売されており、アマゾンで購入可能。

【アキバックス】秋葉原にオープンしたメイド耳かき屋さんに行ってきた

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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