海苔の佃煮と、かぶと佃煮の無限あえ物レシピ
料理教室の主宰や数々の料理本を執筆するなど、幅広く活躍する冷水希三子さんに、海苔の佃煮レシピと、おつまみにぴったりな野菜と佃煮のあえ物レシピを紹介していただきます。
海苔の佃煮レシピ
甘辛くご飯が進む、香りのよい焼き海苔を使った自家製の海苔の佃煮です。
材料(作りやすい分量)
焼き海苔(あれば寿司用):5枚
[A]
水:60ml
酒:60ml
[煮詰める用]
水:120ml
醤油:大さじ1と1/2
砂糖:大さじ1
作り方
ボウルにAを入れ、合わせておく。
海苔を小さくちぎって1に入れて浸し、10分ほど置いておく。
おいしく作るコツ
海苔をしばらく浸しておくことで、煮る際に固まりにくくなります。
鍋に水と醤油、砂糖を加え火にかけ、砂糖が溶けたら2を加える。木べらなどで焦がさないようにかき混ぜながら中火弱くらいで約10分、水分がなくなるまで煮たらできあがり。
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お好みで山椒の実や、細切りやすりおろしたショウガを入れると、さらにおいしくなります。
かぶと海苔の佃煮のあえ物レシピ
かぶの爽やかな甘みに、海苔の佃煮の香りがよく合います。赤かぶを使えば、色味もきれいな一品になります。
材料(2人分)
かぶ(あれば赤かぶ):中1個(約100g)
海苔の佃煮:適量
酢:少々
塩:適量
作り方
かぶは薄くスライスしてボウルに入れ、塩を揉み込んで10分ほど置いて水分を出す。
1の水分を軽く絞って別のボウルに入れる。
2を好みの量の佃煮であえ、酢を加えてさらにあえる。
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酢を入れることで味が引き締まります。
最後に
自家製の海苔の佃煮を、ご飯のお供だけでなく、いろいろな料理のアレンジにも使ってみてください。
冷水希三子/ Kimiko Hiyamizu
料理家/フードコーディネーター/料理教室主宰
レストラン、カフェでの勤務を経て、フードコーディネーターとして独立。季節の味や素材を大切にしながら、雑誌や広告などを中心に活躍。著書に『さっと煮サラダ』、『スープとパン』(いずれもグラフィック社)、『ハーブのサラダ』(アノニマ・スタジオ)など。
ホームページ/Instagram/X
[かぶ]根にも葉にも!栄養を逃さない下ごしらえ&保存のコツ
味にクセがなく、幅広い料理に活用できるかぶ。さっぱりとした味わいのピクルス、厚切りにしてステーキ、また正月明けに食べられる七草粥の「すずな」としてもおなじみの野菜です。根だけではなく、葉にもβ-カロテンなどの栄養が含まれているので、すべて活用しましょう。今回は、根と葉の両方を余すところなく使いこなす、下ごしらえと保存のコツをご紹介します。
最終更新:2024.05.13
文・写真:冷水希三子
監修:冷水希三子、カゴメ
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