すみだ水族館 いいえそれはオットセイ展 3/5~4/25 開催_間違い続出で飼育員がガチ企画、リアル事実が自虐的すぎて笑えてオットセイ好きになる! ごはんタイムも間近で観察OK


「アザラシを観るならすみだ水族館、アシカを観るならサンシャイン水族館かな」
「すみだ水族館のアシカに癒やされたな~」
―――すみだ水族館に来て、こんなSNS投稿してる人、全員、不正解です! 間違ってます! (ドヤ顔)
すみだ水族館 中島有奈 飼育員はドヤ顔いや笑顔でこう訴える。
「すみだ水族館にアシカやアザラシは、いません。それはオットセイです。オッ・ト・セ・イ!」
ってことで、すみだ水族館が、この間違いをチャンスととらえてガチ企画したのが↓↓↓
いいえそれはオットセイ展 3/5~4/25 開催!

「アシカやアザラシとよく間違えられてしまうオットセイについて深く知ってほしいとの思いから、ミナミアメリカオットセイ(全5頭)を担当する飼育スタッフ 中島有奈が企画しました。
わたしが監修したパネル展示や、ワークショップを通して、オットセイの魅力を紹介するほか、すみだ水族館で暮らす 5頭のミナミアメリカオットセイの個性や特徴も余すことなくお伝えします」
―――みんな、アシカやアザラシじゃなく、すみだ水族館でオットセイを観察したり、いっしょに遊んだりの、絶好のチャンスだよ!
ってことで中島さん、案内してください!
その前に、オットセイへのごはんタイムも披露!

中島さんは案内してくれる前に、オットセイへの“ごはんタイム”を披露。
目の前でお魚パクっパクっ。手も振ってくれるよ。
これも、タイミングよければ観れるから、楽しみ♪♪♪
ちなみに、アザラシやアシカとの違いは、オットセイには毛がふさふさしてたり、耳があることだって。よーく観てみて。
自虐的な結果しかない「緊急調査オットセイ2025」も笑える


パネル展では、「ほら間違えてる SNS上で見る実例」や、自虐的な結果しかない「緊急調査オットセイ2025」など、笑える情報ばかり。
たとえば、「オットセイについて考えたことはない 73.5%」「オットセイの魅力 1位 わからない」「オットセイを目的に水族館を訪れた経験『ない』88.1%」など。
その結果ひとつひとつにこたえる中島さんのコメントも、これまたシュールでおもしろいから、現地でチェックしてみて!
中島さん監修“オットセイ愛”いっぱいの解説パネルにも注目


オットセイプールエリアには、ミナミアメリカオットセイの特徴などを解説した、オットセイ愛あふれる中島さん監修パネル解説が。
大型パネルにオットセイ・トリビアがびっしり。
たとえば、体重についてオスは最大200kg、メスは最大60kgと、ぜんぜん違う。だからここの5頭は……(ネタバレ注意)現場でその理由を確かめてみて!
また、すみだ水族館で暮らす5頭のミナミアメリカオットセイ「アナ」「ジュアナ」「サブリ」「ひいな」「アテナ」の見分け方や個性・魅力も赤裸々に。
さらに、オットセイの特徴から名前を答えるクイズにチャレンジできる「全頭見分けCHALLENGE!!」もあるから、試してみて。
ぱたぱたオットセイお面&オットセイアカデミア コーナーも楽しいよ


すみだ水族館「いいえそれはオットセイ展」3/5~4/25 開催期間中、館内アクアアカデミーで2種類のワークショップ「ぱたぱたオットセイお面」「アテナがうまれたとき」も開催。
「ぱたぱたオットセイお面」は、オットセイの顔をじっくりと観察しながら、福笑いのようにオットセイの耳や目をのり付けしてお面をつくっていくよ。
ここでもう一回、「オットセイには耳がある」(アザラシやアシカとの違い)。
また、オットセイ関連の書籍を集めた「オットセイアカデミア」コーナーには、めずらしい絵本もあるから、ここで“深み”にハマってみて。
さらに、4日間限定ワークショップ「アテナがうまれたとき」(参加料 1,500円)については、公式サイトをチェック↓↓↓
https://www.sumida-aquarium.com/
そして、期間限定オットセイスイーツも!



ペンギンカフェでは、期間限定オットセイスイーツも登場!
お花見をイメージした春らしい色合いのアイス抹茶ラテ「ぷかぷかオットセイのお花見ラテ」(750円)や、「オットセイのカップスリーブ付きドリンク」など、かわいいスイーツ&ドリンクがいろいろあるから、要チェック。
―――ちなみに、水族館関係者に「あの鳴き声は誰?」って聞いたら「あれがアザラシです」と誤即答。すみだ水族館にはアザラシはいないはずなのに。
“中の人”も間違えるぐらいだから、ここで思いっきり言っちゃおう!
「いいえ、いいえあれはオットセイです!」(ドヤ顔)

中島有奈:すみだ水族館 展示飼育チーム 海獣ユニット 飼育スタッフ)
2016年に入社以来、ミナミアメリカオットセイとマゼランペンギンの飼育を担当。以前からオットセイがアシカやアザラシなどと間違えられ続けている切ない状況を憂い、「他の海獣にも負けない魅力があるオットセイのことを少しでも多くの方に知ってもらいたい、もっと好きになってもらいたい」という思いから「いいえそれはオットセイ展」(3/5~4/25)を企画した。

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