天才ゲームクリエイター・飯田和敏が考えたWiiリモコンカバー!

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ガジェット通信編集部・編集長のメール、いや『mixi』メッセージ受信箱に1通のメッセージが届いた。「こんにちは。明日、取材に来て下さい!」というメッセージだ。飯田さんと言えば、『巨人のドシン』(64DD)や『アクアノートの休日』(PS)、『太陽のしっぽ』(PS)などの異色作ゲームを世に出してきた、天才肌ゲームクリエイターである。

どうやら、Wiiウェア専用ソフト『ディシプリン*帝国の誕生』(以下、ディシプリン)が完成したので遊びに来てほしいらしい。ということでガジェット通信編集部は、西新宿にある株式会社マーベラスエンターテイメントへと遊びに行ってみた! しかし、編集部員を待っていたのは、とんでもない嫌がらせだった。

うわっ! なにこのキモいwiiリモコンカバー!」と叫んだのは、女子編集部員。飯田氏が手に持っていたのは、『ディシプリン』のために作成した特製のWiiリモコンカバー。あまりにキモいそのデザインは、まるで芋虫のようであり、海洋生物のようであり、人間の肉体の一部のようでもある。

しかし、このキモいwiiリモコンカバーは、ゲームとどう関係あるのだろうか? 飯田氏によると「うへへ!『ディシプリン』の主人公が、この “youコン” を持ってるんですよ。この “youコン” で “you液” をためて “you液” を他の囚人たちにぶっかけるんです! うへへへへへっ!」とのこと。な、なんだか、かな~りヤバいゲームのような……。

どうやら、このキモいwiiリモコンカバーは “youコン” というゲームに登場する主人公の肉体の一部を表現しているものらしい。い、いったいどういうゲームなんだこれは……。

まったく『ディシプリン』というゲームがどんなゲームなのかわからないので、飯田氏にゲームシステムを聞いてみたところ、収容施設のオリの中の物語とのこと。主人公は看守たちの目を盗み、 “you液” をどんどんためていく。たまった “you液” をトイレや壁、ベッドなどにぶっかけることで、同じオリに入っている囚人(?)たちのストレスを解消し、心の壁を崩していくというゲーム内容とのこと。

よく任天堂のチェックが通ったなあ」と、ガジェット通信編集部員全員が思ったのは言うまでもない。よくよく考えてみると、いや、ストレートにいろんな意味でヤバイ。そもそも、この “youコン” は発売する予定はないらしく、しかもWiiリモコンを “youコン” に入れようとしてもなかなか入らないため、ワセリンやローションを塗らないとWiiリモコンを挿入できないのだという。な、なんという仕様!

『ディシプリン』は2009年8月25日からWiiウェアとして配信が開始される予定だ。価格は800Wiiポイントで、15歳以上のプレイヤーを対象として販売するという。この怪しいゲームに関して、ガジェット通信編集部は飯田氏とマーベラスエンターテイメントを徹底取材をし、どんどんヤバさを紹介していく予定だ。「それにしてもキモかったですね~」と、ゲームの話題より “youコン” の話題で花を咲かせつつ帰路についたガジェット通信編集部員だった。

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