AndroidポケットPC「Cosmo Communicator」がLinuxとのデュアルブートを正式にサポート
現代のクラムシェル型 Android ポケット PC としてギーク層に人気の Cosmo Communicator がついに Android と Linux のデュアルブートを公式にサポートしました。
Cosmo Communicator は 6 インチの OLED ディスプレイや QWERTY タイプの物理キーボードを備えたウルトラコンパクトな Android ポケット PC で、スマホのチップセットを搭載しており通話も可能です。
かつて au より発売された IS01 のようなデバイスです。
Cosmo は Android 9 Pie 世代のスマホですから IS01 からはだいぶ進化しています。
Cosmo は発表時点より Android と Linux のデュアルブートをサポートする予定でしたが、実際の対応は遅れており、今週月曜にリリースされた最新のファームウェアでデュアルブート構成への変更が可能となりました。
新しいファームウェアでは、ユーザーが自身で通常のまたはルート化された Debian Linux を Cosmo にインストールし、Android と Linux の並行運用が可能となります。
ただ、Linux のインストールには Cosmo のパーティション割を変更しなければならず、この時、Android 環境のデータは消去されてしまいますので、作業は初心者向けではありません。
Linux の扱いに慣れた方ならデュアルブート環境の構築は朝飯前のことでしょうから、そういう人にとっては大した作業ではありません。
しっかりインストーラーも準備されているのでおそらく通常の環境設定よりも楽かと思います。
Source : Planet
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