平均勤続年数について

平均勤続年数について

この記事は藤田晋さんのブログ『渋谷ではたらく社長のアメブロ』からご寄稿いただきました。

平均勤続年数について

前回のブログ*1の続きのようですが、平均勤続年数について、意外と誤解している人が多いようなので、この機会に書いておきます。

*1:「大量採用の件」2012年8月3日『渋谷ではたらく社長のアメブロ』
http://ameblo.jp/shibuya/entry-11318876191.html

先日出ていたこちらの記事↓
「サイバーエージェント「新入社員が増えすぎて異常事態」の真相」2012年8月2日『J-CAST会社ウォッチ』
http://www.j-cast.com/kaisha/2012/08/02141630.html?p=all

記事中で、平均勤続年数が3.6年ということは、3~4年で相当数辞めるとしています。

んな訳あるか!
というレベルの話なのですが、もちろん平均勤続年数とはそういう数値ではありません。

もしかしたら、「勤続年数」という言葉が、辞めるまでの年数と誤解されているのかも知れません。

当社の従業員数の推移は下記の通りです。

■2470名(2012年6月末時点)
■2,089名(2011年9月末時点)
■1,918名(2010年9月末時点)
■2,141名(2009年9月末時点)
■1,965名(2008年9月末時点)
■1,632名(2007年9月末時点)
■1,499名(2006年9月末時点)
■1,184名(2005年9月末時点)
■ 767名(2004年9月末時点)
■ 472名(2003年9月末時点)

2002年以前のデータがいま手元に無いのですが、成長企業なので業績の拡大に合わせて、右肩上がりに従業員数を増やしてきました。

1998年創業時、私と日高のふたりでしたが、創業14年目の当社においては私と日高でも勤続年数14年目、半数は勤続5年以下です。
もちろんみんな辞めてません。

当社のような右肩上がりに社員数が増える成長企業にとって、勤続の平均をとれば3.6年というのは普通の数字です。

全く社員が辞めない会社は、むしろおかしいと私は思っていますが、当社の離職率はもう何年も、多すぎず少なすぎず、健全な状態にあると思います。

毎年のように定年退職を迎える人が居る、歴史ある大企業と比較されても仕方ありません。
平均年齢や、平均給与も同じことです。
記事中に出てくる他のネット企業も同じです。

J-CASTニュース様のことなので、きっとこのブログも取り上げてくれることでしょう。

>よろしくお願いします。笑

執筆: この記事は藤田晋さんのブログ『渋谷ではたらく社長のアメブロ』からご寄稿いただきました。

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