ぜひ自分で育ててみたい! ビギナーでも育てやすい健康野菜3選
大人気の、健康に役立つことお墨付きのヘルシー野菜。
自分で育てれば安心安全で、一石二鳥ですよ!
栄養抜群! ヘルシーな野菜を自宅で育てよう
カロテン、鉄分、植物繊維、ポリフェノールなど、健康促進効果が認められた野菜の数々。
育て方のコツもあわせてご紹介します。
モロヘイヤ
©shutterstock独特のぬめりが人気のモロヘイヤ(アオイ科)は、アラビア語で「王様の野菜」!
カルシウム、鉄分、ビタミン類がたっぷり含まれており、なかでもカロテンの含有量は野菜のなかでも”王様”クラスです。
おひたしやサラダ、天ぷら、酢の物などでどうぞ。
ビギナーがモロヘイヤを育てるなら、6~7月に苗を植え付ける方法が手軽です。
ほうっておくと草丈ばかり伸びるので、30~40㎝に育ったら上に伸びる主茎のてっぺんを摘み取り(摘心)ましょう。
上への成長が抑制され、わき芽がどんどん伸びて葉がたくさん収穫できるようになります。
7~10月にかけて、若い葉の付いた茎を手で折り取って収穫してください。
葉はもちろん、茎も食用できます。
ただし、モロヘイヤの種子(実)には、有害物質が含まれるため、誤って食べないようにご注意を!
アピオス
©PIXTAアピオス(マメ科)は、北米原産ツル性植物。
ラッカセイのように、土の中で実(小芋)が育ちます。
ツルが2m以上伸び、香りのよい紫の花も美しいので、「緑のカーテン」用の植物としても注目されています。
比較的新顔のアピオスですが、食物繊維、カルシウム、鉄分やイソフラボンなどが豊富で、「世界三大健康野菜」に上げられるほど!
甘みのある子芋は、塩ゆでや揚げ物にするとホクホクして美味なのだとか。
アピオスは3~4月にタネイモを植えて、乾燥しないよう水やりを欠かさずに育てます。
どんどんツルをのばして成長し、6~8月には開花。
葉がすっかり落ちる10月終わりから11月にかけてが、収穫時期です。
上手く育てれば、1株に50個以上小芋が採れますよ。
ビート(ビーツ)
©shutterstockビート(アカザ科)は、ロシア料理のボルシチでおなじみ。
鮮やかな赤紫は、ポリフェノールの一種「ベタシアニン」の色です。
また「食べる点滴」と言われるほど栄養豊富で、特に葉酸多むため、妊婦さんは特に食生活に取り入れるとGOOD!
ボルシチのような煮込み料理はもちろん、生食でサラダやバーニャカウダにも最適です。
葉も炒め物にできます。
そのうえ、ビートはビギナーでも育てやすい野菜の一つ。
3月下旬~5月に種まきして6~7月に収穫、もしくは8月下旬~10月にかけて種をまきすることもでき、11月に収穫可能です。
ひとつ注意したいのは、ビートは、毎年同じ場所で栽培すると成長不良を起こす「連作障害」が出やすい野菜だということ。
プランターの場合は土を新しいものに替える、畑ならば違う場所で栽培するなど工夫してください。
どの野菜も育てやすいものばかり。
プランター栽培もできますので、庭だけでなくベランダ菜園でもどうぞ!
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