「ミスター東大」に懲役3年執行猶予5年 無罪主張かなわず 弁護活動がイマイチだった?

「ミスター東大事件」の判決が出ました。強制性交の罪で起訴された稲井大輝被告(26)に対して東京地裁は1月30日に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。2018年9月、東京・新宿区のタワーマンションの自室に同じマンションの別の階に住む面識のない女性を連れ込み暴行した容疑で逮捕されました。
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「示談金750万円の支払い、本人の反省等で執行猶予がついたのは良かったですが、一流国立大学歯科医のご両親は憔悴していました。最初の弁護士が頼りなくて、途中で辞任。起訴される前にも示談金を払っていたそうです」(被告知人)
被告は2014年のミスター東大コンテストに出場していたり、ナンパ実践YouTuberとして活躍したりしていたので、テレビ番組でも注目されていました。
「『YouTubeを消したい、恥さらしだ』と厳格な父は怒り狂っていました。受験勉強からナンパ、YouTuberに切り替えただけです。成果を追い求めるストイックさは被告に一貫しています。経営者志望ですから、リスク回避コンサルティングなど、失敗をビジネスに生かして更生、社会的リベンジをするかもしれません」(被告知人)
当初は容疑を否認、「覚えていない」との主張もしていたことが報じられていました。
「本人は、はじめは無罪を主張したかったようですが、『無罪請負人』みたいな弁護士に縁がなかったので気の毒です。弁護士選びは、出身校ではなく、実績や対応力で選ばないといけませんね。マスコミの取材攻勢から本人や家族を守るのも弁護士の仕事だと思います。マスコミ対応からも弁護士が逃げまわっていましたから、事態を収束できず、裁判にも時間かかってしまった。ご愁傷様です」(被告知人)
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「『なぜ答えないといけないんですか。』と無愛想に対応するだけの弁護士でしたから、実家にスタッフを送り込むしかなかったです」(週刊誌デスク)
過去と他人は変えることができません。未来と自分は変えることができます。明るい未来が拓けるように変わることが大切でしょう。(文◎青空のぞみ)
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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。
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