プリテンダーと言えば“ヒゲダン”よりも“辻さん”だろ!?

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蝶野

2019年に大ブレイクを果たした4人組ロックバンド「Official髭男dism」。通称「ヒゲダン」。昨年5月にリリースされた「Pretender(プリテンダー)」はオリコン週間ストリーミングランキング12週連続1位を獲得するなどの大ヒットを記録した。
いまや「プリテンダー」と言えば「ヒゲダン」、「ヒゲダン」といえば「プリテンダー」という人も多いかもしれないが、いやいや、俺らにとっての「プリテンダー」と言えば「辻さん」しかいない。
辻さんというのは元テレビ朝日アナウンサーの辻よしなり氏のこと。「ワールドプロレスリング」で実況をしていた辻アナといえば分かる人も多いだろう。(あるいはトゥナイト2のレポーターといった方がわかる人の方が多いかもしれない)そんな辻アナが、ある選手の試合の際に多用していたワードが「プリテンダー」。その選手とは“黒の総帥”蝶野正洋。
蝶野は相手からの攻撃でダメージを受けたふりをし、相手が油断した際やコーナーポストに上った際に、反撃を行うという戦法をよくとっていた。その“死んだふり”戦法を「プリテンダー」と称したのが辻アナ。プリテンダーには詐欺師や○○のふりをする人という意味があるのだ。
今度ヒゲダンの曲を聴く時は、辻さんに想いを馳せながら聴いてみるのもいいかもしれない。
(written by 山崎健治)

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