恋愛も事前リサーチから!?『an・an』が教えるソーシャルメディア活用法

『an・an』SNS特集ページ

ライフスタイルマガジンとして、常に話題を提供している『an・an』(マガジンハウス)。2012年7月25日発売号では「いまこそ、本能で恋しよう。」と題した恋愛について大特集! 「出会いがない」「ご飯には行くけど、彼女になれない」「彼氏はいるけれど、ハッピーになれない」という現状から、「体感力」を磨いて「本能が求める恋愛を選択しよう」と提唱しています。

この中で、Facebook・Twitter・mixiを「LOVEツール」にするため、各ソーシャルメディアの特徴とテクニック、そして実例エピソードを紹介しています。
「事前にリサーチして上手にアピール」というのが、「本能が求める恋愛」と若干ズレがあるように感じますが、恋の初期段階において相手のことを知るのに有効なのは間違いないところでしょう。
ここでは、『オタ女』でもイラストエッセイが大人気の犬山紙子さんと、TBS系『サワコの朝』などを手がけている放送作家の勝木友香さんがアドバイスをしています。

まずは今もっとも旬なFacebook。実名登録な上、交際ステータスがあるので「ムダ恋回避に役立つ」とあり、住んでいるエリアや出身地、社会的地位や交友関係、趣味まで一気にリサーチできるとしています。
推奨しているのは、彼へのコメントを書くこと。「いいね!」はここぞという時だけにして、仕事の成功話はとことんほめてねぎらうのがポイント。犬山さんは「写真つきは特にコメントしてあげて」「FBには仕事にまい進している男子が多いから、好感度をアップさせて」と細かく指導しています。
逆にNGとされるのは、「男と写っている写真」「外食写真」「高学歴アピール」だそう。

Twitterでは、リプライとダイレクトメッセージを使いわけるのがモテスキルとのこと。写真に反応するのはFacebookと共通のようです。

「絶対にNGなつぶやき」とされているのは、「ネガティブな言葉」「ハイレベルなおもしろ&お笑いツイート」「男をほしがっているのがわかるツイート」「汚い言葉遣い」。ただ、これはツイートだけでなくリアルでもできるだけ出さない方がいいことばかりだと思われます。
また、「恋がうまれた実例集」として、「ごはんなう」という彼のつぶやきで同じ場所にいることがわかりリプライしたのがきっかけでつきあうことになった、というおとぎ話みたいなエピソードも。

mixiは、日記やレビューに長文を書くユーザーが多いことから「人柄や考え方が分かる」とされ、犬山さんによれば「Twitterなどに比べて本音が出やすい」とのこと。ただ、足あと機能があるので、自分もリサーチされる可能性が高い、とされています。イタい書き込みや写真、レビューは消しておくことは得策とのこと。これは、FacebookやTwitterでも同じことがいえるかもしれません。

この特集では、ファーストデートに持ち込むためのメール術を、イケメン占い師の桜倉ケンさんが指南したページもあり、意中の人と距離を縮めたいという人にとっては参考になるのではないでしょうか。
ただ、恋愛はやはり相手があってのもの。テクニックばかりでなく、自分の気持ちを素直に表現することが大事だということを忘れたくないものです。

マガジンワールド | アンアン – ANAN (公式サイト)
http://magazineworld.jp/anan/

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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