KDDI、スマホ決済「au PAY」に決済・コマースサービスを統合し、機能を拡充へ
KDDI が今年 2 月以降、これまで au WALLET として提供してきた au 関連の決済系サービスやコマースサービスを「au PAY」のスマホ決済ブランドに統合し、さらに au PAY に自前の金融サービスを融合させるなど、au PAY を基盤にしてコンシューマサービスの拡充と発展を目指していくとの事業方針を「au PAY 発表会」を開催して大々的に発表しました。
例えば、現行の au WALLET アプリは 2 月 4 日に「au PAY」アプリに改称となり、au WALLET のプリペイドカードやクレジットカードも au PAY ブランドになります。
また、ショッピングモールの au Wowma! は au PAY マーケットに変わります。
KDDI は新生 au PAY のアプリを「スーパーアプリ」化していく方針です。
スーパーアプリに明確な定義はないので、その意味合いは企業やサービス事業者によって変わってきますが、KDDI はまず au フィナンシャルホールディングスとの連携を深めていきます。
それによって、au PAY アプリは au PAY カードからのチャージ、公共料金やショッピングクレジット等の請求書払いに対応します。
また、投資サービスの先鋒として「au でんき」において設定した使用料金を下回るとその差額分を投資に活用する「おつり投資」を開始します。
この他、タクシーの配車やレストランの予約といった他社との連携、定期預金、外貨預金、FX、投資信託などの金融サービス関連の新機能も追加される見込みです。
au PAY は au のブランドを冠していますが、キャリア問わずスマホユーザーなら誰でも利用できます。
当然 au ユーザーだったり、じぶん銀行の口座を保有していた方がメリットは大きです。
最後に、au WALLET ポイントは 2020 年 5 月頃に共通ポイント「Ponta」に統合され、KDDI より付与されるポイントは Ponta となり、Ponta 加盟店で au サービスで得たポイントを使用できるようになります。
Source : KDDI
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