元国民的アイドルに清純派アスリートが薬物使用か なぜ逮捕前に情報が出る「疑惑の芸能人」は逮捕に時間がかかるのか

元国民的アイドルに清純派アスリートが薬物使用か なぜ逮捕前に情報が出る「疑惑の芸能人」は逮捕に時間がかかるのか

 
年明け早々、超有名芸能人が違法薬物の乱用で摘発されるのではないかとの情報が飛び交っている。東スポが1月9日付で「2020麻薬逮捕第1号 国民的アイドルグループ元メンバーか 沢尻超える衝撃」と報じると、女性セブンも1月30日号で「元国民的アイドルAに大麻使用疑惑 捜査当局が行動確認中か」と続いた。
女性セブンはこの芸能人について「Aは現在30代。10代の頃から国民的アイドルグループのメンバーとして活動。NHK紅白歌合戦にも出場したことがある」としており、東スポの説明もまったく同じ。捜査当局の内偵が、相当に絞り込まれているということなのだろうか。
 
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芸能人の薬物疑惑を巡ってはほかにも、様々な名前が取りざたされてきた。大物俳優に元アイドル歌手、そして「清純派」のイメージが強い女性アスリートの名前は昨年摘発された沢尻エリカ、前出の元国民的アイドルAにも増して衝撃的だ。
ただ、芸能人の薬物使用は噂こそ絶えずとも、なかなか摘発には至らないのは周知のとおりである。そして今年、捜査機関がクリアすべきハードルはより高まっていると、薬物事件に詳しいフリージャーナリストは指摘する。
 
「昨年は麻薬取締法違反で起訴された沢尻をはじめ、ピエール瀧(麻薬取締法違反罪で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決)、元KAT-TUNの田口淳之介(大麻取締法違反罪で懲役6月、執行猶予2年の有罪判決)と衝撃的な事件が続いた。さらに、お笑い芸人らの『闇営業』問題も余波が大きく、芸能人も所属事務所もかつてなく緊張している。捜査機関がシッポをつかむのも難しくなっているかもしれません」
 
薬物事件は多くの場合、覚せい剤やMDMA、大麻などの「所持」で現行犯逮捕され、尿鑑定などで陽性反応が出れば「使用」で立件される流れを辿る。
しかし、尿中の残存期間は覚せい剤の場合は概ね3~6日、MDMAならば3~4日だ。毛髪にはいずれも90日ほど残るが、これでは被疑者が正確にいつ使用したかを特定しにくくなる。
 
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「薬物の使用罪で起訴するためには、被疑者が自白しただけではダメで、正確にいつ、どのように使用したかを捜査機関は尿鑑定などの客観的な証拠をもって裏付ける必要がある。沢尻は過去の薬物使用について自白したようですが、使用について立件が見送られたのは尿鑑定などで客観的証拠を得られなかったからです」(前出のフリージャーナリスト)
だからこそ、薬物を「所持」している現場を押さえることが捜査当局にとって「マスト」の条件になるわけだが、「いま、間違いなく持っている」と100パーセント確信するのはなかなかに難しい。
加えて、「売る側も使う側も、薬物が自分のものではないと否定できる状況を確保して置こうと、いろいろと知恵を絞っているよ」と事情通は明かす。
 
果たして捜査当局は、こうした様々な「壁」を乗り越え、今年も薬物を乱用する芸能人に迫ることが出来るのだろうか。(文◎編集部)
 
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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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