小松千倫、土井樹による展覧会「Bee Wee」、タリオンギャラリーで開催

小松千倫、土井樹による展覧会「Bee Wee」が、タリオンギャラリーにて開催中。

小松千倫は1992年生まれ。現在は京都市立芸術大学大学院に在籍中で、トラックメイカーMadeggとしても知られる。これまでにflau、Angoisseなど様々な国のレーベルよりアルバム、 EPをリリースするが、その表現領域は音楽、映像、インスタレーションと多岐にわたる。

土井樹は1989年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科に在籍し人工生命の研究を行うかたわら、十代の頃より電子音楽や現代音楽の制作を続けている。生命らしさを追究する「機械人間オルタ」の研究開発に携わるほか、数々のメディアアートや現代美術のプロジェクトにおいてプログラミングや設計、解析などを手がけている。

展示タイトルの「Bee Wee」は、言語学者ノーム・チョムスキーの論文にあるジャバウォッキー文から着想を得た、意味があるようで無い造語。ジャバウォッキーとは「不思議の国のアリス」に登場する、多数の無意味な単語を含んでいながら、構成は古典詩に完璧に一致しているナンセンス詩のこと。

本展では、「Bee Wee」のタイトルのもとに、人間の知性に備わる情報の排除の仕組みや、イメージと記号の相克的関係などがテーマとして展開される。

Bee Wee
会期  2020 年1月11日(土) – 2月9日(日) 11:00-19:00  
定休日:月・火・祝日
会場 TALION GALLERY 東京都豊島区目白2-2-1 B1
企画 上田剛史 (TALION GALLERY ディレクター)
http://www.taliongallery.com/

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