ゲームアイデア募集に『2ちゃんねる』の人気者・りぼっさん入選

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かねてからゲームアイデアを募集しており、その第一弾としてモンスターデザインを募集していたゲームメーカーのジャレコ。新作ロールプレイングゲームのアイデアを一般人から募集するということで大きな注目を集めていたが、ついに採用されるモンスターデザインが決定した。

デザインはすべてジャレコのサイトに掲載され、一般の人たちから投票を募って決定。晴れてゲームに登場することになったキャラクターは、ゲーハー氏がデザインしたマコハチというモンスター。しかし、投票上位のモンスターデザインに対しても賞品が贈られることとなり、多くの入賞者の努力が報われるかたちとなった。

そんな入賞したデザインのなかに、『2ちゃんねる』ではヒーロー的な存在となっている “りぼっさん” をモチーフとしたキャラクター『リボンチャン』があるではないか! このことに対して『2ちゃんねる』では大きな話題となっており、「どうやってモンスターにすんだよこれを」「さすがフリー素材」「ぼっさんゲームデビューかよwww」などのコメントが寄せられている。

ここで、 “りぼっさん” をあまり知らない読者に少し “りぼっさん” の解説をしよう。 “りぼっさん” とは実在する人物であり、『2ちゃんねる』ユーザーの多くの人たちが知っている人物だ。どうして有名になったのか? もともと “りぼっさん” は「りぼんちゃん」というハンドルネームで『2ちゃんねる』に書き込みをして親しまれていた人物だったのだが、酔った勢いで自分の写真をインターネット上に公開してしまい、その写真を元に多数のコラージュ画像が作られるようになり、有名になっていったのである。もともと「りぼんちゃん」というハンドルネームだったが、親しまれていくにつれ「りぼっさん」「ぼっさん」と呼ばれるようになり、今に至る。

ジャレコは入賞したモンスターデザインをすべてゲームに登場させるとは明記していない。しかし、ジャレコの社長は奇想天外な人物であり、多くの人たちから風雲児と思われている人物でもある。もしかすると、入選したモンスターデザインのなかから、いくつかはゲームに採用されるかもしれない。

ちなみにこのモンスター『リボンチャン』のプロフィールを読んでみると「通称 牙を剥くハムスター。狂犬病を患っており、噛み付かれると毒がまわる。いつでも、どこにでも、現れる。歴史上の人物の背景にも写っている事があり、和製ドクターフーと呼ばれている」と書かれている。

自分の写真をさらしていることでインターネットのフリー素材と呼ばれている “りぼっさん” だが、実在する人間をモンスターとして採用するのは異例といえる。ガジェット通信編集部はジャレコの社長に直接連絡を取り、このモンスター『リボンチャン』がモンスターデザインとして採用される可能性があるのかどうか、取材をする予定だ。

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