ひと夏だけの限定遊園地『有明そらスタジオ』へ行って来たよ!

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ひと夏だけの限定遊園地『有明そらスタジオ』へ行って来たよ!

7月14日オープンの『有明そらスタジオ』(通称そらスタ)にガジェット通信の私、すこやか山田が小学生に混じって遊んできた。そらスタは、“重力体感型新感覚遊園地”で、期間限定で開催しており、ワイヤーを使ったアトラクションやアスレチックなどが満載。場所は有明テニスの森駅から徒歩数分のところで、景色がきれいなゆりかもめに乗りながらそらスタにやってきた。

開会式

現場についてみると、近隣の小学生が、開会式会場にズラリ。少し昔を思い出す懐かしい気持ちになった。偉い方が開場の挨拶と注意事項を説明されているのだが、皆ソワソワ。早く遊びたいという気持ちを抑えながらも元気に「ハイッ!」と、返事をしていた。いざ、開会式が終わると子供たちは一斉に走り出し、お目当てのアトラクションへ一目散。筆者も負けずに走り出した。ここからは施設の紹介と筆者の体験記を紹介したいと思う。

デカすぎるウォールクライマー

ウォールクライマー

一番最初に目についたのは、高さなんと10メートルの巨大ウォールクライマー。勇猛果敢な子供たちは既にスタンバイ、男女関係なく競争するかのように隣の子とスピードを競っていた。筆者もその中に入れてもらうことに。

登り始め

突出している岩をつかみ、足場になりそうな岩を踏みながらゆっくりと進んでいく。最初「全然いけるな」「最後まで行くだろう」と余裕を持っていたが、高さが上がっていくと岩の種類も変わってきて、バランスが取りにくかったりつかみ辛かったりするものが結構出てくる。

体力ももちろん大事だが、どこに足や手を置くのかがカギとなっていて、適当に登っていた筆者は中盤あたりでかなり辛くなってしまい、最難関の壁が斜めになっている場所では握力が落ち余裕も体力も0の状態へ。

落下

最後の力を振り絞り進もうとするが動けなくなってしまった。降りることもできずにいると、係員さんが「手を離して壁を蹴ってください」とおっしゃる。高さもあるためすごく勇気がいる。意を決して壁を蹴るが、情けない声が漏れてそのままマットにゆっくりと沈んでしまった。子供たちに「お兄ちゃん最後まで登れないの? 私は登れたよ!」と言われ、これには苦笑いしかできなかった。

結構ビビるぞブレイブジャンプ

ブレイブジャンプ

先ほどのウォールクライマーで悔しい思いをした筆者。なんと、隣には高さ11メートルから命綱一本で飛び降りる、顔が真っ青になるようなアトラクションがある。子供達もこれにはなかなか挑戦できずにいるので、汚名を返上するチャンスと思い、「見てろよ~」と心の中でつぶやきながら挑戦することにした。しかし、飛び降りる前になると非常に不安になり、実際に落ちる場所から下をのぞき込むと、足がすくんだ。

グッ!

後ろを見ると、飛ぶ準備をしている子がいたので、「怖くない? 大丈夫?」と声をかけてみたが、本人は心配をよそにヤル気マンマン。これが怖いものなしというやつなのか、平然とカウント共にジャンプしていった。

へっぴり腰

筆者もへっぴり腰になりながらも、それに続いてジャンプ。「おわー! 」低いと声をあげ、東京の大地へ吸い込まれていくが、アレ? 落ちる速度がゆっくりだ。ワイヤーが一定の速度にコントロールしているらしく、そのままふわりと着地。飛んでみると全然怖くないけど、飛ぶまでに勇気がいる面白アトラクションだった。

巨大ボールは制御できねぇ! 

ワイヤーを使ったアトラクションだけでなく、巨大ボールの中に入るアトラクションもあったりする。どちらにも言えることは自分でどんなにあがいても制御できないこと。まずは水上を走るウォーターバウンダーを紹介していこう。

ウォーターバウンダー中画像

このアトラクションは水に浮かぶ巨大なボールチューブに入り、ぐるぐる回転させて進もうというもの。係員のお姉さんに協力していただいて、ハムスターの回し車みたいに全力で走ってみたがまったく進まない。水上の上をぐるんぐるんすごいスピードで空回りし、中に入ってる私たちは、そのスピードを落とすことができず、最終的には自分たちが回ってしまい、二人してズッコケる状態に。試行錯誤の末、早く回してダメならゆっくり回そうと、二人でハイハイのように進んでみたが、いかんせんスピードが遅い。岸に折角近づいても係員のお兄さんに「ヨイショー!」と押し返されてしまい、私たちは「もーっ!」と言いながらも笑顔いっぱいで、すごく楽しかった。

転がる坂

楽しいアトラクションばかりでなく、非常に怖い絶叫系もある。それがスペースバウンダー。漫画やアニメに出てくる、雪だるまに張り付いてぐるぐる回っているのをそのまま体験できるアトラクションだ。いざ体験してみることに。

磔。

ボールの中に入ると、足や手が一切身動きできないように固定される。この時点で若干不安になってしまった。今まで首以外身動きできないというような状態は体験したことがなかったからだ。

転がる

「このままいきますよー」という声が聞こえるが、何もできない。芽生えてくるのは恐怖心だけ。ゆっくりと重力がおかしな感じになっているのがわかり、天と地が逆さまになったり戻ったり。これがしばらく続くと、ものすごいスピードでゴロゴロ転がりだした。声を出す余裕もなく、必死に取手を握り締めていたが、次の瞬間転がるのとはちがう、何かにぶつかる衝撃的感覚がボール全体を襲い、筆者の体とボールは多分宙を舞った。中からでは外でいったい何が起こっているのかまったくわからないアトラクションだが、ぶつかって、その衝撃で跳ねているのだけはわかった。早く、早く降ろしてくれ。筆者を自由にしてくれ。もうその思いしかなく、恐ろしかった。ちなみに二人で乗れるボールもあるみたいで、お互い見つめあいながら恐怖体験をする形になるようだ。気になるあの子と一緒に乗ったら、もしかしてもしかするかも……!!

最後に

最後に

すべてのアトラクションを御紹介することはできなかったが、他にも様々な楽しいアトラクションがあるので、是非一度行って不思議な重力やスリルを体感してみてほしい。乗り物ばかりではなく、体験施設やおみやげコーナー、フードコーナー、見ているだけで笑えてしまう変なイラスト等、色々盛りだくさん。日常ではあまりできない体験を期間中に是非味わってほしい。

開催時期 2012年7月14日(土)~9月2日(日) 51日間 無休で営業
AM10:00~PM18:30 ※開催時間は、状況によって変更となる場合があります。
http://www.sorastudio.jp/

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すこやか山田

滋賀県出身流れ者すこやか山田参上! 色んなメディアや政治、省庁関係、あなたの気になることにブッコんで行くんで夜路死苦!! コテコテの関西人です。元アウトローです。昔はママチャリで東京に行く等無茶な事をしていました。http://gundori.tabigeinin.com/ 重度の2ちゃんねらーです。格闘技と女性が大好きです。

TwitterID: @damian_0522

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