どうしてそんな酷いことを!?　優勝したフランスの陸上選手マイディーヌ・メキシベナバさんが14歳の少女に攻撃

6月27日から7月1日まで行われていた“ヨーロッパ陸上選手大会”。40か国以上が参加する大きな大会で、非常にショッキングな出来事が起こった。

北京五輪にも出場したフランスのマイディーヌ・メキシベナバ選手。この選手が3000メートルの障害物競走でゴールし、おめでとうムードに包まれた会場。

マスコットキャラ“Appy”に扮した14歳の少女がプレゼントを持って選手に近づいた。少女はプレゼントを差し出すとマイディーヌ選手がそのプレゼントを叩き落し、少女を突き飛ばした。突き飛ばされた少女は幸いケガ等はなく、転倒こそはしなかったものの、もし倒れてケガでもしていたら、大変なことになっていたかもしれない。

Mahiedine Mekhissi-Benabbad pushes mascot in Helsinki 2012（YouTube）
http://youtu.be/nFAEPxkXe6Y

なぜこの選手がこのようなスポーツマンシップに反することを行ったのか、動機はわかっていない。優勝して金メダルを獲得した選手が、このような国際大会でこういった暴挙に出る意味が筆者には理解できなかった。ちなみにこの選手、表彰式には、他のアスリート達と仲良さそうにしている。こんな事件を起こす程、嫌なことがあったようには見えない。

BAGARRE – Mehdi Baala vs Mahiedine Mekhissi-Benabbad
http://youtu.be/2BwvZXvF1XM

この選手の事を色々調べているとわかるのだが、2011年の世界陸上でも殴り合いのトラブルを起こしている……。動画があったので、見てみると、サッカーで有名なジダン選手の頭突き事件を思い出すような印象を受けた。

ヨーロッパ大会で優勝しているということは、この選手ロンドン五輪にも出場するのだろうか？　そしてロンドン五輪でもこのような無作法を行うのだろうか。ちょっと心配だ。

※画像は『Youtube』より引用