ノマドワーカーに最適な机は段ボール箱だ
近ごろよく目にする「ノマドワーキング」という言葉。
仕事はオフィスでするものという固定観念から離れ、カフェなどで仕事をする、オシャレでナウいワーキングスタイルである。
かくいう筆者も、特に原稿を書く場合などは机に向かっているより他の場所の方が仕事がはかどる場合も多いので「ノマドワーカー」の一人だ。
筆者がもっぱら仕事場として利用するのは、最寄りの河原・近所の公園などの「コワーキングスペース」である。
いやもちろん、近所の公園がコワーキングスペースといっていいものかどうか、疑問を持たれる方がいることは承知している。
がしかし、「遊びが子供の仕事」というだろう。
それはともかく、公園で仕事をする上で問題となるのが机の確保だ。
スマートフォンでメールを書くこともできるが、それだと単に仕事をサボっているおっさんである。
やはりキーボードを置けるくらいの作業机は欲しい。
そこで、ノマドワーカーに最適な机はどれなのか、調査してみた。
・ビールケース
タブレットとキーボードが置け、メール作成などの作業には十分な広さだ。
コーヒーや缶チューハイなどのドリンクを置くスペースもあり、快適に作業ができるので使用感は良い。
しかし、携帯性という面では厳しい評価をしなければならない。普段から持ち歩くにはややサイズが大きいのである。
・一斗缶
ビールケースほどではないが、作業には支障のない広さが確保できる。
携帯性は良くないが、缶の中に様々なモバイルギアを収納することができるので、一斗缶ひとつで幅広いビジネスシーンに対応できるというメリットもある。
ただ、晴天時は天板の反射がまぶしいので、サングラスなどを併用するといいだろう(その場合は近隣住民からの通報に注意が必要だ)。
・段ボール箱
自分の作業内容に合わせて最適なサイズを選ぶことができるのが段ボール箱の最大のメリットである。折りたたんでしまえば携帯にも便利だ。そして段ボール箱の特筆すべき点は、文字入力の際にボコボコとわりと派手な音が出ることだ。
実際に撮影時にも、その音を聞いた近所の子供が寄ってきて「おじさんなにしてるの?」と言われた。
これはノマドワーキングの大きなメリットである、コワーキングスペースでのコワーキングコミュニティの構築につながる。
ボコボコ鳴って使用感は良くないが、異業種とのコラボレーションのきっかけとなるかもしれない。
以上のように、ノマドワーキングに最適な机は段ボール箱であるという結論が出た。
みなさんも明日は、段ボール箱を持って公園に出掛けてみてはいかがだろうか。
(文・写真:工藤考浩)
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