サクサクモチモチ! おうちでつくろう楽しいアイス『おかしなプッチンプリン プッチンアイス』
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暑い日差しに火照った身体をキーンと冷やす、甘くておいしいアイス。これからの季節は一日一個以上のペースで食べたくなりますよね。コンビニで新作アイスをチェックして食べるのもいいけれど、今年は楽しくアイスを作ってみませんか? 作り方はかんたん。凍らせるだけです。なにを凍らせてアイスにするかというと……『プッチンプリン』です。
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『おかしなフリカケ』や『おかしなカキ氷 ガリガリ君』など、身近な食べ物をかんたんなアクションでアレンジする、タカラトミーアーツの『おかしなシリーズ』。今回は今年発売40周年を迎えるグリコの『プッチンプリン』とコラボレーションし、『おかしなプッチンプリン プッチンアイス』が誕生しました。2012年7月2日の発売の前にそのおいしさと楽しさを体験させていただきました。
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パッケージを開けてみると、中に入っていたのは『プッチンバー』と呼ぶバーが4本と、『プッチントレイ』と呼ぶ丸いトレイが4枚(小3、大1)、ソフトクリームのコーンのようなスタンドが1個。スタンドにつけられるのは1個だけですが、一気に4個のアイスが作れるようになっています。というわけで今回用意した『プッチンプリン』はこちら!
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『プッチンプリン3個パック』と『Bigプッチンプリン』×2個。普通のサイズの『プッチンプリン』は近所のスーパーでは見つからなかったのです、すみません。ではさっそく作っていきます。
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まずはぺりぺりぺりとふたをとっていきます。うっかり落としたり、食べたりしないように慎重にはがします。
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つづいて、『プッチンバー』を用意します。『プッチンプリン』の大きさに合わせた『プッチントレイ』に『プッチンバー』をセットします。平らな面が表です。
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緊張の瞬間。バーをプリンに差し込みます。思わず「プリン入刀!」とつぶやきました。ぷにっぬぬぬっとした感触が気持ちいいです。
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あとは冷凍庫に入れるだけ……と思いましたが、プリンの様子がなんだか変です。カラメルがあふれています。一体どういうことかと説明書をよく見たら、バーを上下さかさまに差し込んでいました。星型がかわいかったのでだまされました。さかさまに差し込んでしまうと、バーの長さ的にも問題がありますし、あとでカップから外すときに大変です。みなさんは注意してください。ちなみに私が間違えたんじゃないですよ。うちの妹が間違えたんです。
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さきほどのものはバーを差し込みなおし、残りのプリンにもバーを差し込んで冷凍庫に入れます。3個パックサイズと通常サイズは6時間ほど、Bigサイズは8時間ほど冷凍します。完全に冷凍されないうちにバーを引っ張るとバーだけ抜けて、もう二度とプッチンアイスにはできなくなるそうなので、凍るまで辛抱強く待ちます。
そして8時間以上のち……しっかり凍った『プッチンプリン』に『プッチンカバー』を装着します。しかし、ここで「『プッチンカバー』ってなんじゃらほい?」となりました。必死になって探してみると
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一つだと思っていた部品が……。
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実は二つでした。『プッチンカバー』と『プッチンスタンド』はパッケージから出した時点では一つになっています。セット時に外しますと書いてありました。説明書をよく見ろ第2弾です。気を取り直して、四角い穴にバーを通し、『プッチンカバー』を冷凍プリンにセット!
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そして、いよいよお約束のお時間がやってまいりました。“プッチンタイム”です。『プッチンプリン』の底面にある『プッチン棒』を“プッチン”と折ります。
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勢いあまってポッキリと棒が完全に取れました。さぁこれでプリン底面に空気が入り、抜けやすくなります。
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プッチンカバーをしっかり持ち、プッチンバーを引っ張ります。するとポンッ! と抜けるはずなんですが……なかなか抜けません。どうやら凍らせすぎたようです。このとき「このままじゃせっかくのプッチンアイスが食べられないじゃないか!」と意地でも抜こうとしてはいけないそうです。壊してしまうので。慌てず騒がず、プリンの表面を手でそっと温めるか、40℃のお湯で約10秒間湯せんをします。そしてもう一度トライすると……
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“ポンッ”と小気味よい音をたてて抜けました! 思わず「キタコレ!」と叫んでしまいました。これで“プッチンアイス”完成です。「さぁ食べよう」と、このまま食べてもいいのですが、さきほどカバーから外したプッチンスタンドが残されております。最後の仕上げ。アイスにスタンドをセット!
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ワッフルコーンを模したスタンドと合体し、『プッチンプリン』は見事、かわいらしい“プッチンアイス”へと変身しました! ちなみに個人的には、スタンドと合体させるのは通常サイズかビッグサイズがいいと思います。3個入りサイズはバーだけのほうが、アイスキャンディーっぽくてかわいい。
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ではさっそくいただいてみます。パクッとかぶりつくと「サクッ」といい食感。口の中でほどよく溶けて「モチモチッ」。表面が徐々に溶け出すと、かぶりついた食感がまた違って楽しいです。ゆっくり大事に食べても、普通のアイスのように溶けてドロドロにならないのがうれしいですね。味はあの『プッチンプリン』のとろけるような甘さが、さっぱりと一気にいけちゃう甘さになっています。サクサクサクサクッと、ビッグサイズのプリンなのに5分もしないうちに完食。ごちそうさまでした。
「ただ凍らせるだけなら、『プッチンプリン』をそのまま凍らせて食べればいいじゃないか」という方もいらっしゃるかもしれませんが、ただ凍らせた『プッチンプリン』ですと、プッチンしても出てきてくれないですし、サクッとそのままかじるのと、固いプリンをスプーンでけずるようにしてすくって口に運ぶのでは、食感の面白さが大違い。なにより、プリンにバーをさしたり、プッチンしたり、カップからポンッと抜くといったような簡単なアクションは、いつものプリンにちょっとしたわくわくドキドキ感をプラスしてくれます。“プッチンアイス”、この夏オススメの冷感スイーツです。ぜひ楽しくつくって食べてみてください!
若いうちはなんでもやっとけー! とがむしゃらに生きている20代女です。 趣味は旅行と読書、創作活動、そして酒。夢中になると大変なことになるので、いつも控えめに過ごしております。
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