園芸好き必見!ベゴニアのグループ3選
園芸好きの間でもポピュラーな花であるベゴニア。あなたも育てたことがあるのでは?でも一口にベゴニアといっても色々な種類があります。そこで、「木立ち性」「根茎性」「球根性」の3グループに分けて解説。知っておけば、ベゴニアを育てるのがもっと楽しくなりますよ!
こんなに違う!ベゴニアの代表的なグループ3選
「これが同じ植物?」というくらい、姿、性質、栽培のポイントが異なるベゴニア。
3つのグループそれぞれの特徴をレクチャーします。
【グループ1】木立ち性ベゴニア
© PIXTA「木立性ベコニア」とは、根茎や球根を作らずに、茎が立ちあがって育つベコニアのこと。
ベゴニアの中でたくさんの品種を含むグループで、草丈10㎝の小型から1mを超す大型種まであります。
花は上画像のように垂れ下がって咲くのが特徴。
葉も緑色緑色だけでなく銅、暗褐色、斑点入りなど多種多様だから、観葉植物として楽しむのも◎!
また木立性ベコニアには四季咲き性の品種が多く、ポピュラーな「ベコニア・センパフローレンス」もそのひとつです。
高温多湿や冬の低温に弱いものの比較的育てやすく、挿し芽で増やしやすいため、“ベコニア初心者”におすすめ。
【グループ2】根茎性ベゴニア
© PIXTA根のように地下や地表を這う茎「根茎」を持ち、個性的な葉が生える品種の多いグループです。
渦巻き状、細長いハート型、ギザギザの切れ込み入りなど、葉の形もさまざま。
色も紫のグラデーション、メタリックな赤、白とグリーンの掛け合わせなど、数えきれないほどあります!
また、直射日光がなくても元気に育つため、室内でも育てられますよ。
観葉植物の寄せ植えやテラリウムなどに活用してみては?
【グループ3】球根性ベゴニア
© PIXTA「球根性ベゴニア」のなかで最も多い種類が、“性”の字を取った「球根ベゴニア」。
ゴージャスな大輪花を咲かせるものが多いため、園芸好きからの人気も高いです。
ポピュラーなのは、バラのように美しい花を咲かせる「エラチオール・ベゴニア」。
「球根ベゴニア」は、基本的に室内や温室で栽培しますが、日本の高温多湿な夏を越すのは難しいとされています。
また、置き場所をかえるだけで花が咲かなくなるなど、環境変化に弱いグループのため、ベゴニアのなかでも非常に栽培難易度が高いとされています。
ベゴニアといっても、グループによって特徴はさまざま。
気になるグループの品種があれば、ぜひ育ててみてくださいね!
「Pacoma」はホームセンター系のフリーペーパーに出自を持つ、「暮らしの冒険」がテーマのライフスタイル系Webマガジン。ノウハウ記事からタレントの取材記事まで「暮らしを楽しむためのアイデア」をテーマに日々発信しています。
ウェブサイト: http://pacoma.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。