【動画】液晶や有機ELなどの「画素」拡大写真がじわじわ来る件
パソコンのモニタやケータイの画面など、もはや生活をするうえで欠かせない存在となっている「液晶画面」。今日はそんな液晶画面に関する“特殊な動画”をご紹介したい。今回ご紹介するのは「液晶画面やブラウン管の拡大写真を集めた動画」だ。
この動画は、ただ実直に画面の拡大をしてその違いを楽しむという内容。正直なところ、マニアックである。ちなみに拡大率はおよそ20倍および200倍とのこと。
ただし、専門的な事を知らずとも知的好奇心が満たされる“良動画”なので、是非ご覧いただきたい。
この動画の中で紹介された機種は次の合計19種。
PC-E500(無改造・シャープのポケコン)
PC-486NOTE AS(EPSONのPC98互換機)
Libretto70(東芝のミニノートパソコン)
HP35s(RPN関数電卓)
LCDモジュール(部品)
VM-9AF(9型CRT)
A4331A(20型CRT カラー SONY Trinitron)
PDS5022S(オシロスコープ)
RDT261WH(IPS液晶モニタ)
iPod touch(第4世代)
iPhone4s
PlayStation Potable(初代)
PlayStation Vita
iPad(旧モデル)
The new iPad
NINTENDO DS Lite
NINTENDO 3DS
PRS-T1(電子ペーパー)
Boogie Board(感圧式液晶)
これらのラインナップだけでも相当に濃い。シャープのポケコンである『PC-E500』は1988年発売。30年前のポケットコンピューターである。またPC98互換機『PC-486NOTE AS』は1993年発売、『Libretto70』は1997年発売である。いずれも、今では見ることが難しい部類のハードウェアばかりだ。今でも所持している方は相当のマニアだろう。
実際に拡大画面をみていくと、しょっぱなから液晶にゴミが混じっているのが見えたり、液晶の塗り残し(?)が見えたり、画素のすき間が機種によって異なったり、というのがわかる。液晶がデジタルを司る部品ではあるものの、案外とアナログ技術を寄せ集めて作っているのだな、ということが実感できる。ちなみに「液晶の塗り残し」に関しては、コメントによると「液晶の中のガス状の不純物」という指摘もあった。
カラー液晶になると、光の三原色であるR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の画素拡大写真が続く。ただそれだけの動画なのについつい見入ってしまうのは、機種による“個性”が、ここまで如実に表れていることに他ならない。ちなみに『3DS』の裸眼立体視対応(視差バリア方式)液晶の拡大映像は、「実はこんな風になっているんだ!」という動きが見ることができて楽しい。
最後はおまけとして「紙媒体と表示デバイスの文字」の比較がされている。「文字は紙媒体最強」「あとは目がいかに疲れないか。電子ペーパー頑張れ!」と締めくくっている。
【ユーザーのコメント】
最初がこれとは通だな
すげーのもってんなあーwwww
こんな細かく動いてたのか
人間の目って適当なんだなー
こうしてみると、電子デバイスはまだまだなんだな。
予想以上に面白かった知的好奇心がみたされるわー
複雑な色も、RGBの3つの色が制御しているミクロの世界。身近でいてなかなか見ることがないこの映像集は、ガジェ通的にもおススメだ。
●【液晶・有機EL】表示デバイスの画面を拡大してみた【CRT】 ‐ ニコニコ動画(原宿)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17741690
ネタ提供:旅人様
※画像は対象動画より引用
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。