門前仲町の路地裏に佇む名店! 中庭には錦鯉が泳ぐ粋な町中華“三勝菜館”
![](https://getnews.jp/extimage.php?180b91e33523ce526b40df76f25e493d/https%3A%2F%2Frensai.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F10%2Fb9a861769cff72223ec3aa94f83daa6f.jpg)
全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。ラーメンライターという職業柄、新店の食べ歩きはもちろんやっているが、このところ“町中華”の食べ歩きを改めてやっている。老舗の閉店を機に改めて始めた町中華巡りだが、ここ最近は若い女性に人気が出てきているという。平成生まれの彼女たちからすると、昭和そのままの佇まいが残る町中華は逆に新しい存在なんだそうだ。
今回ご紹介するのは門前仲町エリアで最古参ともいえる町中華“三勝菜館”。
![](https://getnews.jp/extimage.php?d9c753e8860efb995183de693fab9632/https%3A%2F%2Frensai.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F10%2Fe852c9a47da8c0c1159b249674aad864.jpg)
▲三勝菜館
路地裏にある知る人ぞ知る名店だ。食べログなどには「さんしょうさいかん」とルビが振ってあるが、正しくは「さんかつさいかん」という。昭和5年創業の超老舗であり、先代が当時中国の料理人から直接手ほどきを受けたという本格中華が食べられる。
![](https://getnews.jp/extimage.php?04e799c0dba312d540f06a92e533ac49/https%3A%2F%2Frensai.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F10%2F620a8c56acc695fdb95ed94c1373089e.jpg)
▲生ザーサイ
青島ビールを飲みながらまずは生ザーサイを。一般にザーサイといえば香辛料や塩で漬けた漬物がよく知られているが、生産量は少ないものの生ザーサイを食べられるお店が存在する。細切りにしてあるがいい歯応えで、味付けは控えめで大人なおつまみだ。
![](https://getnews.jp/extimage.php?6087c0d8ac55e060083b2e601c6763f3/https%3A%2F%2Frensai.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F10%2Fe08792631a02b1dfc5cca10e21046bb3.jpg)
▲シューマイ
お次はシューマイ。こちらも塩味は控えめで肉の甘みをダイレクトに感じることができる。かむごとにあふれる甘みがたまらない。
![](https://getnews.jp/extimage.php?180b91e33523ce526b40df76f25e493d/https%3A%2F%2Frensai.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F10%2Fb9a861769cff72223ec3aa94f83daa6f.jpg)
▲八宝菜
そして八宝菜。いわゆる町中華の八宝菜とは一線を画する。銀杏や袋茸、ヤングコーンなどこだわりのチョイスだ。ささがきにしたネギがいい食感。これも大人な味付けだ。
![](https://getnews.jp/extimage.php?c82c8e07d6ad8375e5928bde27930278/https%3A%2F%2Frensai.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F10%2F939c8130cf8a200e623ebfd2adef83be.jpg)
▲外の中庭には錦鯉が優雅に泳ぐ
奥には座敷があり、外の中庭には錦鯉が泳いでいる。室町時代から伝わる灯篭がそびえ、先代のこだわりが感じられる。どこまでも大人なお店。門前仲町の粋な名店だ。
三勝菜館
東京都江東区富岡1丁目6−10
03-3641-3487
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 井手隊長) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
![](https://px1img.getnews.jp/img/avatars/akun-avatar.jpg)
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。