おいしいマッシュルームの選び方と、上手に保存する方法

おいしいマッシュルームの選び方と、上手に保存する方法

かわいらしい形とクセのない味で人気のマッシュルーム。本来、「mushroom」という英語はきのこ全般を指し、和名は「ツクリタケ」といいます。アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど広い地域で食され、世界で最も生産されているきのこです。日本国内でも、2004~2014年の10年間で出荷量は約1.8倍になり、身近なスーパーでも入手しやすくなりました。

新鮮なマッシュルームは生で食べてもOK

マッシュルームには旨味成分のグルタミン酸が多く含まれ、味わい豊か。通年で栽培されていますが、旬は4~6月、9~11月です。
新鮮なものは生食でき、サラダなどにも使われます。切り口がすぐに変色してしまいますが、レモン汁や酢をかければ防げます。

おいしいマッシュルームの選び方

日本のスーパーでよく見かけるのはホワイト種とブラウン種。ホワイト種は上品、ブラウン種は濃厚な味わいといわれています。

新鮮なマッシュルームは、カサがすべすべしており、よく締まっています。表面が割れていたり、傷が多かったりするものは避けて。ホワイト種は軸が短くて太く、切り口が変色していないものを選びましょう。

おいしいマッシュルームの選び方

カサの裏のひだが暗褐色~黒色になっているものもありますが、これは傷んでいるのでなく、成熟した証拠。問題なく食べられます。

おいしいマッシュルームの選び方

マッシュルームの保存のポイント

マッシュルームは傷みやすいので、買ったら早めに食べるのが基本。保存するときは、買ってきたパックのまま野菜室に入れても良いですが、変色しやすいため、以下のように保存するのがおすすめです。

マッシュルームの鮮度を保つ保存方法

マッシュルームの鮮度を保つ保存方法

冷蔵庫で保存するときは、洗わずにキッチンペーパーで包んでポリ袋へ。野菜室ではなく、冷蔵室で保存してください。1週間以内に食べきりましょう。

マッシュルームを冷凍するときは

マッシュルームを冷凍するときは

生のままスライスして、冷凍保存袋に平らに並べて入れます。
保存期間の目安は約1カ月です。

ジャンボマッシュルームもお試しを

近年では、手の平ほどの大きさもある「ジャンボマッシュルーム」をレストランやスーパーで見かけることも。丸ごとステーキにするなど、料理の主役にもなる存在感で、マッシュルームのうまみを存分に楽しめます。ぜひチャンスがあったら味わってみてくださいね。

ジャンボマッシュルームもお試しを

最終更新:2022.03.24

文:KWC
写真:小林友美
監修:カゴメ
参考文献:
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英・板木利隆監修(高橋書店)
『ひと目でわかる! 食品保存事典』島本美由紀著(講談社)
『改訂9版 野菜と果物の品目ガイド』(農経新聞社)
出典:
日本きのこ学会
野菜や果物のおいしい情報が満載!JAグループ「とれたて大百科」
農林水産省:地域特産野菜生産状況調査(2004年)
農林水産省:地域特産野菜生産状況調査(2014年)

  1. HOME
  2. グルメ
  3. おいしいマッシュルームの選び方と、上手に保存する方法
VEGEDAY powered by KAGOME

VEGEDAY powered by KAGOME

カゴメが運営する、野菜をもっと楽しんでもらえるように、もっと好きになってもらえるように、皆さんがずっと健康でいられるように、お役に立てる情報を提供するメディアです。

ウェブサイト: http://www.kagome.co.jp/vegeday/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。