[とうもろこしご飯のレシピ]プロが教える定番&エスニック2選
定番料理のアレンジレシピに定評がある、ぬまたあづみさん。料理雑誌や書籍の執筆のほか、カフェ・レストランのフードコーディネートも手掛けるぬまたさんに、とうもろこしご飯のレシピと、エスニック風のアレンジレシピを教えていただきました!
とうもろこしご飯
生のとうもろこしをたっぷり使った炊き込みご飯。シャキシャキとした食感とジューシーな甘みは新鮮なとうもろこしならではです。香りまで楽しめるよう、芯も加えてシンプルに炊き上げます。
材料(3~4人分)
とうもろこし:1本
米:2合
水:370ml
塩:小さじ1
酒:大さじ2
作り方
米は炊く30分前に洗い、ザルにあげて水気を切る。さらに厚手の鍋に移して水を加える。
とうもろこしは皮をむいてひげを取り除き、半分の長さに切って、芯に沿うように実を切り離す(芯も使うため捨てない)。
1に2(実と芯)、塩、酒を加えてふたをし、中火にかける。沸騰して蒸気があがったら火を弱め、10分ほど炊く。
一度火を強めて15~20秒そのままおき、おこげを作る。火からおろし、15分ほど蒸らす。
芯を取り除き、さっくり混ぜ合わせて、茶碗に盛る。
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シンプルな料理なので、新鮮でおいしいとうもろこしを使うことが最大のポイント。
包丁使いに慣れている方は、かつらむきの要領でとうもろこしの実を切り離してみてください。きれいな粒の実が取れます。
鶏肉ととうもろこしのエスニック炊き込みご飯
ナンプラーとパクチーを合わせたエスニック風です。フライパンで炊き上げて、ハレの日のメニューに加えてください。
材料(3~4人分)
とうもろこし:1本
鶏もも肉:1枚
パクチー※:1株
米:2合
塩:適量
こしょう(下味用):少々
サラダ油:大さじ1
水:400ml
ナンプラー※※:大さじ1と1/2
粗挽き黒こしょう・プチトマト・レモン:各適量
パクチーが苦手な場合は、パクチーを入れずに作るか、刻んだ青ネギで代用することもできます。
ナンプラーが苦手な場合は、塩・こしょうで味を調整しましょう。
作り方
米は炊く30分前に洗い、ザルにあげて水気を切る。
鶏もも肉は3cm角に切り、塩・こしょうでしっかりと下味をつける。
パクチーは葉と茎を分け、茎の部分をみじん切りにする。
とうもろこしは皮をむいてひげを取り除き、半分の長さに切って、芯に沿うように実を切り離す。
フライパンにサラダ油を熱し、2を焼き付けるように炒める。
5に1と水、ナンプラーを加え、4をのせてふたをし、弱火で10分炊く。
一度火を強めて15~20秒そのままおき、おこげを作る。火からおろし、10分蒸らす。
パクチーの茎を加えてさっくりと混ぜ合わせ、器に盛る。粗挽き黒こしょうをふり、パクチーの葉、プチトマト、レモンを添える。
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鶏肉にはしっかりと下味をつけ、香ばしい焼き色をつけましょう
お好みで、エスニック料理に欠かせないチリソースやシーズニングソースを添えても、おいしくいただけます。
最後に
生のとうもろこしを使ったご飯とアレンジレシピをぜひ作ってみてください。
ぬまたあづみ/Azumi Numata
株式会社こさえる代表/フードコーディネーター
大学卒業後フードコーディネーターを目指して上京し、栗原はるみ『ゆとりの空間』入社。3年勤務した後、フードコーディネータースクールに入学。卒業後は料理研究家のアシスタントなどを経て2007年に独立。現在は料理雑誌、書籍、webの他、カフェ・レストランなどのフードコンサルティングに携わり、メニュー開発などを行う。
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[とうもろこし]茹で方やレシピと、電子レンジ加熱&保存のコツ
稲、麦と並んで「世界三大穀物」のひとつ。旬のとうもろこしは甘みが強く、食物繊維をはじめ、さまざまなアミノ酸が含まれています。
最終更新:2022.04.09
文・写真:ぬまたあづみ
監修:ぬまたあづみ、カゴメ
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