【極秘ゲーム】プレイステーションはスーパーファミコン用CD-ROMとして任天堂と共同開発していた

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ソニー・コンピュータエンタテインメントが発売した人気ゲーム機「プレイステーション」(以下PS)ですが、当初は任天堂の人気ゲーム機「スーパーファミコン」のCD-ROMアダプタとして開発が進められていました。

・任天堂とソニーはそれぞれが違う道
プレイステーションの生みの親であり、いまや世界的なカリスマ的存在となっている久夛良木健氏(69歳)が主導となり展開していたプロジェクトで、ゲームファンが聞けば泣いて喜ぶような夢の拡張ハードでしたが、任天堂とソニーはそれぞれが違う道を歩むことになり、スーパーファミコン用CD-ROMアダプタとしてのプレイステーションは実現しませんでした。

・プレイステーションを独自に発売
そして任天堂はCD-ROMを採用せずニンテンドウ64を発売。そしてソニー・コンピュータエンタテインメントはプレイステーションを独自に発売したのです。ソフトウェアはCD-ROMで販売し、そういう点でもセンセーションを呼びました。

・64DDを会員制で販売開始
一部のゲーム雑誌には任天堂版プレイステーションの特集が掲載されたり、「発売はほぼ決定事項」として報じられていましたが、残念ながら実現しませんでした。任天堂はニンテンドウ64を発売したのち、カートリッジの弱点である容量の問題を解決するべく64DDの開発を進め、会員制で販売を開始しました。64DD専用の人気ゲーム「巨人のドシン」などが絶大な支持を得ましたが、64DD自体が商業的に成功したとは言えず、下火になって行きました。

・そっちの世界線も体験してみたい
もし任天堂版プレイステーションが実現していたら、いまのゲーム業界がどうなっていたのか、そっちの世界線も体験してみたいものですね。とはいえ、任天堂とソニーが別々の道を歩んだからこそ、ゲーム業界が活性化したともいえます。これからのゲーム業界がどのような道を歩むのか、今から楽しみですね。

もっと詳しく読む: プレイステーションはスーパーファミコン用CD-ROMとして共同開発していた(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2019/09/09/game-gokuhi-ps-nintendo/

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