ミャンマーのテレビゲーム事情! いまだにファミコンゲームが主流

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ガジェット通信記者が2005年に軍事政権ミャンマーの町・コートーンのゲーム事情を調査した際は、ゲームソフトはファミコンやゲームボーイが主流となっていた。今回、2009年7月に同じくミャンマーに渡り、ターキレーク(タチレク / Tachileik)の町を調査したところ、やはりファミコンが主流のままであることが判明した。

ミャンマーのなかではコートーンよりも近隣諸国の品物が入ってきやすいターキレークの町だが、それでもプレイステーションやニンテンドーゲームキューブ、Xboxなどの姿は皆無で、売られているゲームソフトのほとんどがファミコンソフトだ。なかにはゲームボーイアドバンスのソフトが少なからずあったので、ゲームボーイはゲームボーイアドバンスへと世代交代があったようである。

ゲームハードは正規品が売れていることはなく、ファミコンソフトのハードも無許可で作られたものばかり。プレイステーションやXboxなどは当然ながらなく、ポリーステーション(SONYではなくPOLY)やゲームステーションなどの名前とデザインだけがプレイステーションのファミコン用ハードが売られている。

タイ人とミャンマー人のハーフであり、タイとミャンマーの国境地帯・メーサイにいた青年によると、ミャンマーの大都市・ネピドーやヤンゴンに行けばプレイステーションはあるものの、高額なのでほとんど売れているのを見たことがないという。また、もしミャンマーの富裕層が買うとしてもタイやマレーシアなどで購入してくることが多いのだとか。

ファミコンゲームも2009年にまでなって遊び続けられていることは嬉しいことかもしれないが、売られているゲームソフトはコピー品ばかりなのでどうしたものか……。

写真: ガジェット通信編集部

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